軽井沢キャンプ

本校伝統の軽井沢キャンプには、3年生から参加します。3年生は6年生と一緒に、4・5年生は単学年で。年に一度、軽井沢を訪れ、仲間と共同生活を送ることで、ともに協力しながら生活することの意義を学びます。宿泊を伴う課外活動を通して、子どもたちの自立心・探究心を養います。五感を使って自然に触れ、人とかかわり、かけがえのない体験を積み重ねていきます。

 

4年生スタディツアー

自然の営みと命の恵みを実感することをテーマとし、里山の仕組みを学び、里山を流れる川の生き物に触れます。茨城県常陸太田市金砂郷を舞台としたスタディツアーの醍醐味は、本物に触れることはもちろん、地元の方々との交流や、ゆったりと流れる時間です。地元の方々に教えていただき一緒に作るおいしい郷土料理や竹細工、秋色に染まる里山の風景、懐中電灯だけが頼りの夜道と星空……。都会では味わえない体験や人々の温かさに触れ、子どもたちは豊かな感性を育みます。

5年生スタディツアー

茨城県常陸太田市金砂郷で田植えと稲刈りを体験し、農業の楽しさや苦労、収穫の喜びや感謝を学びます。豊かな人生経験とノウハウをお持ちの地元の農家の方々が、自分の孫を慈しむように子どもたち一人ひとりに丁寧に指導してくださいます。稲を真っ直ぐに植える丁寧な手つきと足取り、教わった鎌の使い方の飲み込みの早さ、暑くても最後まで楽しんで仕事をやり遂げる根性、地元の方々にとけこんで距離を縮める人懐っこさ……様々な場面で思わぬ才能を発揮する子が現れるのも、このスタディツアーならでは。5月に自分たちで植え、夏の間大切に育てていただき、9月に収穫したおいしいお米は、給食でいただくほか、学校のバザーでも販売されます。

6年生スタディツアー

2泊3日で宮城県南三陸町を訪れ、三陸の大自然にふれます。また、震災からの復興に携わる地元の方々との交流を通して、復興支援や、自分たちにできることを考え、これからの活動に活かすことも、大きなテーマとなっています。ご遺族や語り部の方のお話、現地消防隊長からの災害救助体験談、再興した卸売市場への訪問、特別養護老人ホームでの交流等を通して、自然の威力、祈る心、復興への熱い思い、温かい出会いなど、教室の中では得られない学びの時間となっています。