「学びたい」、「学ばせたい」、「教えたい」の環境づくり

子どもたちが安心して学ぶためには、学校だけではなく、ご家庭のサポートも欠かせません。学校とご家庭が両輪となり、子どもたちの成長をサポートしていきたいと考えています。子どもたちが心から学びたいと思える学びの場、こんな学校で我が子を学ばせたいと親が実感できる環境、そして心を込めて子どもたちに教えたいと教員が意欲を持てる場。本校では、子ども、親、教師が、「学び」というテーマに向かって、同じように努力できる環境づくりを大切に考えています。安定した基礎学力の習得を目指すことに加え、学んだことの運用力を高めることを目的に、グローバル教育、ICT教育、体験型学習などを積極的に導入。伝統を継承しながらも時代に即した教育活動を行うため、新しい取り組みを積極的に進めています。

Green Lab.

日本の原風景ともいえる里山のある金砂郷での田植えや稲刈り、美しい海に囲まれた南三陸町での農業・漁業体験、生活科・総合・理科での多彩な栽培活動……。価値ある本物に触れて感動する体験を通して、私たちをとりまく自然環境や命の大切さを実感します。

Blue Lab.

子どもたちが主体的に学ぶためのツールとして、3年生以上が1人一台iPadを持ち、様々な授業で活用しています。学年に応じたI Tリテラシーを学び、その知識・技能を使って撮影や調べ学習はもちろん、スライドにまとめたり、仲間と協力して動画やプレゼンテーションを制作したりと、幅広い活動を行います。個の学びと協働的な学びの両方を実現する有効な学習アイテムとなっています。教室にはiMacやモニター、プロジェクター、電子黒板を配備し、ICT環境を整えています。

Link

総合的な学習の時間をブラッシュアップし、教科の枠にとらわれない本校独自のカリキュラムですすめる時間です。教科の学びから得た知識、体験学習を通して出会った人、そこから生まれる新たな疑問や興味を、一人ひとりが探求し発信していきます。本校ではこの時間を「Link」と呼んでいます。

Global Education

「隣人を愛せよ」という聖書の教えを基に、世界に目を向け、地球社会に貢献できる人間性を育成することを目指しています。
本校ではオーストラリアのバリナにあるEmmanuel Anglican College(EAC)で、夏のホームステイプログラムを実施しています。同じAnglican Communion(聖公会)に属する学校での生活を通して、多様性に対する理解を深めることを目的にしています。日曜日には現地で日曜礼拝に出席し、海外でも同じように神様に祈りをささげている人々がいることを体験します。