建学の精神

キリスト教に基づき、人類の福祉と世界の平和に貢献する女性の人格の基礎をつくること

本校は1931年、キリスト教の愛の精神に基づいて設立されました。
「かけがえのない命を大切にする」「自分を愛するように他人も愛する」「どんなときにも自分たちを見守ってくださる方がいる」ことを、子どもたちが感じながら成長できる学校です。
心身共に大きく成長する6年間を、安心感あふれる環境で過ごし、学ぶことで、子どもたちの豊かな心が育まれます。

教育目標

子どもたちの豊かな賜物(タラントン)を見出し育むために、キリスト教に基づく豊かな教育活動をおこなっています。本校では次のような教育目標を掲げ、その子ども像の完成をめざしています。

(1)健康で明るい子
健康とはバランス感覚のことでもあります。柔らかい生命体としてその柔らかさを失わずに、不安定さにさらされても持ちこたえていく健康で柔らかいバランスが大切です。

(2)すすんで行動する子
自主的な行動の根拠に、「誰かのため」という思いを持つことを大切にしています。
他者のために自分の力を惜しみなく使える人に、それを喜びとする人に育って欲しいと願っています。

(3)まわりの人を大切にする子
まわりの人を大切にする思いやりと共感的な心が大切です。

このために、学校は知的豊かさを協働的に探求し学びあう場でなくてはなりません。様々な機会の中で、多くの人と交わり自分の個性や力に目覚め高め合って成長していく。これが学校で学び合うことの大切な点であります。これが良いとされる最も良いものを子ども達に教え、諭すことができるように教職員も研鑽してまいります。
幼い時に、良い習慣を身を持って体得することは一生の宝です。良い習慣は、形を持って人間に無意識に働きかけます。キリスト教を価値の主軸とした良い習慣を繰り返し身につけさせ、人間としての品格の良さの下地を育みます。
お子様、保護者の皆様が「ここに入って」「ここで学べて」よかったと言えるような学校でありたいと願っております。