学校で生き物探しをしよう!
イベント概要
今年度第二回目のお父さんの会として、学校で生き物探しイベントを行いました。
緑豊かな学校に、どんな生き物がいるかを生き物探しアプリ【Biome(バイオーム)※】を活用して調査を行いました。今回のイベントに限り、学校内での虫捕り網の使用許可を頂き、普段の学校は虫捕り、生き物探しの舞台に変身。アプリで投稿した生き物は、すぐにデータ化され可視化され、AI・ビッグデータというICTと掛け合わされることで、学びの要素も取り入れました。
又、当日はバイオーム社の杉山さんにもお越しいただき、虫捕りのポイントを教わるとともに、生物多様性やデジタルの利便性について学ぶ機会を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
※携帯やタブレットで取得した画像をAIが何の生き物かを判別してくれるアプリ。最新の生物名前判定AI機能に加え『図鑑』『マップ』『SNS』『クエスト』等、いきものにまつわる様々な機能がある。
当日の様子
冒頭の説明で、アプリの使い方と合わせて生き物探しのコツや、沢山生物を見つけるとランクアップする仕組みを教えてもらうと子どもたちは意気揚々。その後早速生き物探しの旅に出かけました。
トンボ採りに夢中になる子、珍しそうな植物を中心に探す子、岩陰の虫を見つける子、まだまだ残暑厳しい中、90分も耐えられるか一抹の不安もありましたが、あっという間に90分が過ぎ、生き物探しは終了しました。
その後、虫かごの虫をみんなで観察したり、みんなで歌を歌っているうちに、バイオーム社によるデータ整理が瞬く間に完了。成果発表となりました。
今回のイベントにおける投稿数が1258件、種数は428件という結果が発表されるとみんな驚いた様子。そして一人当たり約40件という投稿の多さに、バイオームの方もとてもビックリされていました。みんな本当に一生懸命探していたのが数字でも伝わってきました。そしてその投稿データがマップで細かく映し出されると会場からは「おー!」という声。デジタルって凄いですね。
そして数だけではなく、多くの種類の生物が確認されて分かったこと。それは学校と隣の井の頭公園の自然が繋がっていて立教女学院の生物の多様性を形成しているということ。奥深いですね。
学校×自然体験×ICTを目的とした楽しく、ためになるイベントは晴れてお開きとなりました