4年生お父さんの会「田植え体験」

日時：2024年6月
場所：ライス＆グリーン石島（茨城県下妻市）
参加者：27組（親子合わせて60名）
主催：４年生お父さんの会幹事

　2024年6月、私たち「4年生お父さんの会」は茨城県下妻市のライス＆グリーン石島を訪れ、田植え体験とBBQを楽しむ一日を過ごしました。当日は雨も予想されましたが、日差しが強すぎない曇りというこの時期のアウトドアイベントとしては絶好のコンディションの中、お父さんたちが娘とともに大地に触れ、自然の恵みを分かち合う、貴重な機会となりました。

　朝8時に吉祥寺を出発。大型バスを貸し切っての移動で娘たちはもちろん、お父さんたちも「久しぶりの遠足みたいでワクワクした！」と興奮した様子。2時間半ほどの旅を終えて到着後、豊かな緑に包まれた田んぼが広がる光景に、娘たちの目が輝き、父親たちも自然と心が開かれるようでした。

　素足で田んぼに入ると、「キャー、ぬるっとする！」と独特な感触に最初はとまどっていた娘たちも、次第に気持ちがいい大地の感触を楽しんでいました。10分もすると中腰での作業に疲れてきた娘たち。広大な田んぼに稲を植えることの大変さについて身をもって実感したようです。

　田植えは、毎日いただいている食事に対する感謝の気持ち、生命の尊さを体感する時間でした。また、お米をつくってくださる農家の方たちと実際にお会いすることで、自然の恵みに深く感謝する気持ちが芽生えたと思っているところです。

　田植えが終わったあとは、自然の中でBBQに舌鼓を打ちました。空気の澄んだ大地の上で焼かれる食材の香りに、みんなの笑顔がさらに広がります。実際に現地でつくられているお米でつくっていただいたおにぎりの美味しかったこと！　娘たちと一緒に火を囲み、笑い声を交わす幸せなひとときでした。

　食後、お父さんたちが談笑する中、娘たちは再び田んぼやあぜ道の感触を楽しみました。「カエルを捕まえたよ！」と喜ぶ子、田んぼの中を散歩する子、お花や虫を探す子、泥んこになりながら思い思いに自然を満喫していた様子。都内で暮らす娘たちにとって貴重な体験でした。

　14時には現地を出発し、近くの「道の駅 しもつま」でおやつタイム。お父さんと娘が肩を並べ、冷たいアイスクリームやお菓子を味わいながら過ごすひとときは、日常ではなかなか持てない特別な瞬間になりました。