なにが獲れるかな?地引網!

開催概要

2024年度 6年生 お父さんの会 第一回イベント「なにが獲れるかな?地引網!」

日時:2024年6月
場所:神奈川県中郡二宮町
参加者:6年生 42名とそのご家族    計113名
主催:6年⽣お⽗さんの会幹事

報告内容

 最終学年である6年生のお父さんの会・親子イベントの第一弾は、かつて恒例行事だった地引網でした。コロナ禍を境に実施できない時期が続きましたが、昨年度6年生のお父さんの会により復活、今年も無事、みんなで挑戦することができました!

 2024年は記録的に遅い梅雨入りとなったものの、実施日前日まではグズつく天気が続き、開催も危ぶまれましたが、当日は雨の日のちょうど合間、雨は降らず、浜辺で遊ぶのにちょうどよい柔らかな日差しの中、多数のお母さまにもご参加いただき、本学年のイベント過去最大級の参加者数となりました。

 網を仕掛ける船を見送ってから15分ほど、船が戻ってきたらいよいよ地引網の開始です。みんなで力を合わせてよいしょ!よいしょ!

 網は思ったよりもずっと重く、お父さんも力いっぱい引っ張らないといけません。しばらく引いてくるとだんだん網の先っぽが見えてきます。何が入っているかな?

 最後まで巻き上げてみると、、、今回は大きな銀色の魚が5匹!それと一緒になんだか細長い不思議な魚が沢山。漁師さんが「これ何かわかるかな?」「ヤガラ!」「すごい!良く知ってるね!」お魚好きの娘たちが声をあげます。銀色の魚はスズキでした!

 例年、この時期はシラスが沢山獲れるそうですが今年は6月に入ってから不漁続き、シラス漁の船も休業中で、網元さんも何も獲れないかもしれない、と実は心配していたそう。やっぱり子どもたちの日頃の行いを神様が見てくれていたのでしょうね。

 地引網の後はみんなでBBQ。網元に用意してもらった大きな朝獲れブリの解体ショーも行い、理科好きな子どもたちは、段々とお刺身になっていく様子を興味深く観察します。ブリのお腹の中からは、ブリに食べられた小さなお魚も出てきましたが、気持ち悪がることもなく「すごい!」「食物連鎖だね!」と一人前の研究者のよう。自然のサイクルを実感したようです。

 地引網で獲れた大きなスズキは、釣り好きのお父さんが腕を振るってお刺身に。ブリもスズキも獲れたてのお刺身は絶品で、子どもたちの大行列!あっという間にみんなのお腹の中に収まりました。

 最後はみんなでビーチクリーン。この日お世話になった砂浜のごみを拾って綺麗にし、自然に感謝して6年生1回目の親子イベントは終了しました。

 気が付いたら最終学年。父離れする子も増えてくるなか、この日は父娘一緒に思い切り楽しめたようでした。親子写真も撮影し、5年前に同じように撮ったツーショットと比べると、ずいぶん成長したものだ、と感慨深いものがあります。

 最後の1年も、娘たちの笑顔と健やかな成長を支えつつ、お父さんたちも楽しんでいきたいと思います。