5年生 狂言鑑賞会

今年も杉並能楽堂で狂言を鑑賞させていただきました。演目は「柿山伏」と「附子」です。

「言葉を選びに選んで、心を乗せて、相手に届ける。」「全てを語らず言葉を限りなく少なくした狂言は、いわば点。聞き手が心を敏感に動かして想像力を働かせながら、点と点を線につないでいく。」

礼儀や言葉を重んじ、引き算の考え方を大切にする狂言。その特徴や魅力を子どもたちに語ってくださったのは、人間国宝であられる山本東次郎師です。

なぜ動きは型によって行うのか、なぜ暴力的なシーンも行儀よく演じるのか、なぜ人間の愚かしさをテーマとするのか。その答えから、狂言が大切にしている思いも知ることができました。

代表の児童が舞台に上がり、カマエと摺り足と走り方を体験。

全員で声を出し、謡い、狂言らしい表現のしかたを体験しました。