4年生 秋のスタディツアー 「久慈川サケの遡上観察」
日帰りスタディツアー3連続の最終日。本日は「茨城県民の日」でした。
サケが遡上する南限にあたる久慈川。ここ数年は海水温の変化なのか、全国的に遡上するサケが減少しており、観察が難しい状況が続いています。
予定していた辰ノ口親水公園の上流の観察スポットには、この数日昇ってきていなかったので、思い切って別の場所を開拓。3カ所ほど探して歩き、運よく3キロほど下流に清流が流れるスポットを見つけ、急遽そちらへ子どもたちを案内しました。
静かに息を潜めて、岸に近づくと、グングンと川を登るサケを発見。5〜6頭ほどのサケを観察することができました。
サケはこのまま上流へ泳ぎ、産卵場所を見つけます。
その後、バスでさらに下流へと進み、久慈川漁協さんのご協力により、建網漁という伝統的な漁法を見せていただきました。
捕獲したサケをその場でお腹を割いてイクラを取り出し、人工授精。
雄と雌の顔の違いを解説中。