新しい一年に向かって
校長 児玉 純
春休みが終わり、元気な子ども達が登校してきました。青々と葉を茂らせた木々やセントラルコートのハナミズキが子ども達を歓迎しています。72名の新入生と2人の転入生を迎え、全校児童431名で今年度が始まりました。
保護者の皆様、ご入学、ご進級おめでとうございます。希望に満ちた明るい顔の子ども達の様子を見ていると、新しい一年が少しでも日常に近づき、子ども達が大きく成長する年になるように心から期待します。そして、一人ひとりが自己実現できる学校にしたいという思いが一段と強くなります。
すでにご承知の通り、小学校の教員室はメンバーの入れ替わりがありました。保護者の皆様にはたいへんご心配をおかけしていると思いますが、立教女学院小学校が90年間積み上げてきた歴史と伝統はしっかりと受け継がれています。毎朝の礼拝では、須賀チャプレンを中心に今年度から学院のチャプレンになられた聖マーガレット教会の塚田司祭にもお話をしていただきます。また、クレアとベローナとはお別れをしましたが、今年度はアイメイト協会からトレーナーと共にアイメイト(犬)が週2日程度来てくれることになりました。教室で一緒に授業を受ける機会も増えるのではないかと思います。学習面では、Well Learning Projectを見直して、今まで以上に楽しくて分かりやすい学習が進められるように授業を工夫します。新しいJoy Platzのための選定も始めます。新しい体制でも、本校の教育の基盤や環境は変わりません。今まで通り、全教職員で力を合わせてお嬢様の教育に当たって参ります。
私は今年度も、「讃美と祈り、笑顔があふれる立教女学院小学校」を合言葉に学校経営を進めていきます。子ども達だけでなく、子ども達を支える保護者の皆様、教職員全員が笑顔で集まることができるような学校にしていきたいと思います。そのためには、お互いを信頼し尊敬し合えるような関係を、子どもを中心に作っていくことが大切だと思います。学校からの情報発信や様々なことへの素早い対応など努力していきます。今年度も、保護者の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。