引き続き感染拡大防止へのご配慮を

引き続き感染拡大防止へのご配慮を-分散登校を実施します-   校長 佐野 新生  

 今年の秋は爽やかな秋晴れの日を比較的多く楽しめましたが、皮肉なことに新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が全世界で拡大しています。11月30日段階で日本の感染者は約14万8000人、死者は約2000人(回復者12万人以上)となりました。人口約3.3億人の米国の感染者は約1340万人死者約26万7000人、人口約6700万人の英国は感染者約162万人死者約5万8000人、スペイン(人口約4700万人)もフランス(約6700万)もイタリア(人口約6000万人)も感染者は150万人以上死者4万人以上、ドイツが感染者約106万人死者約1万6000人、と発表されており、どの地域でも増加しています。これに比べれば日本の感染者は非常に少ないと言えるのですが、韓国(人口約5200万人感染者約3万4000人死者約520人、台湾(人口約2400万感染者約650人死者10人未満)に比べると日本は特別少なくはありません。無症状でも感染源となり得るというCOVID-19の特性から現在の国内での発症者の多くが感染経路不明となっており、家庭内での感染事例も増えています。治療に関しては3剤併用療法とか、腹臥位(うつぶせ)での療養など様々な対症療法や治療法が工夫され、病態に応じた対応が取られるようになっています。1月~4月の重症化率は9.8%だったのに比べ6月~8月の重症化率は1.62%となっているように、発症後の重症化率や死亡率は大きく改善されていますが、患者の増加が続く中で、COVID-19に対応できる病棟病床数、医療従事者のマンパワーといった面ではすでに限界が近づいており、それ以外の疾患に対応する余裕もなくなってきているという、大変深刻な現状です。体位を変えるだけでも様々な点滴やモニターが装着されている重症患者には、看護師6人がかりで行わなければならない様子なども報道されていましたが、連日連夜運び込まれる患者への対応という大きなストレスと疲労の中で、献身的な頑張りを続けておられる医療従事者の方々の心身の健康も、著しく脅かされているのが現状です。
 感染病棟で働く医療従事者によるコメントを紹介します。
「以前は入院される方の多くは旅行であったり飲み会だったり感染流行地域にいた方々でしたが、今の時期に入院される方は特別出歩いていない、出歩いたのはスーパーぐらい、という高齢者の方が多くなってきました。それだけ市中感染が深刻化しているのだと思います。昨日までは普通に歩いていたのに、入院してあっという間に状態が悪化し、呼吸器をつける重症患者になってしまう方もいます。ご家族が濃厚接触者で来院できないため、呼吸器をつける前に「もう最後の電話になるかも」と泣きながらご家族に電話していた方もいます。こんなに悲しく心細い気持ちで治療を受ける患者さんがこれ以上増えて欲しくないです。」
 同様の悲劇がおそらく全国各地で多発していることでしょう。GoTo事業も見直され、東京では12月17日までの夜間の飲食店営業時間短縮要請なども行われています。季節性インフルエンザ流行の時期も迎え、ワクチンも治療薬も開発途上というのが現状です。

 このような状況下では、子どもたちが感染を受けたり感染を広めたりする可能性をもう一段階減少させることが必要と判断し、12月7日月曜日から12月16日水曜までは、一日に4学年が登校する変則的な分散登校を行うことといたしました。時程並びに時間割は原則的に従来同様ですが、1年3年の登校する日と2年4年が登校する日を交互に設定します。5年6年は感染に対する防御の意識も習慣もより確かなものになっていますので、この期間中も毎日登校していただきます。登校日ではない平日は在宅でのオンライン授業とさせていただきます。また、クリスマス礼拝は12月17日木曜、終業式は12月18日金曜に変更いたします。詳細につきましては追ってご連絡差し上げます。給食は12月17日までは実施する予定です。ご面倒をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

 ご家族の皆様が感染を受けないように、感染源とならないように、改めて意識を高めて頂きますようお願いいたします。ご高齢の方、基礎疾患をお持ちの方がご家族にいらっしゃるご家庭では特にご注意ください。
 小学生が重症化する例は非常に少ないとはいえ、アドベントを迎え、本校でも、引き続き十分に注意を払って参ります。登校前の検温と健康チェック、替えのマスクを袋に入れて持参させること、ちゃんと手洗いやうがいをするようにというご指導なども、ご家庭でよろしくお願いいたします。
 具合が良くないとき、熱があるときは絶対登校させない、お手元に配布した発熱時のフローを守って頂くこと、児童やご家族の発症が起きた際の速やかなご報告や理性的な対応についても併せてお願い申し上げます。 

スタディーツアー

いつもお世話になっている、茨城県常陸太田市へ!
日帰りでしたが、たくさんの体験を積み、他に代えられない学習ができました。

4年生

5年生

秋の遠足

1・2年生

 1・2年生は大田区平和の森公園「フィールドアスレチックコース」へ行きました。ここには40個のアスレチックがあり全身のバランス能力が試されます。1年生2人と2年生2人でグループを組み、4人で協力して挑戦しました。
 以下、子どもたちの日記からの抜粋です。
「おちてしまうと思ってこわかったので、体がブルブルふるえました。でも失敗しないで下りられたので、心がほっとしました。」「2年生のおねえさんが、水の中に落ちました。でも、お姉さんの顔がハッピーフェイスだったから、とても楽しかったのかな!?と思いました!」
「丸太がものすごくゆらゆらして、絶対これは落ちる、と思うものばかりでした。でも、バランスがうまくとれたので、落ちませんでした。」「2年生のパートナーがすごくやさしかったです。わたしも2年生になったとき、やさしくしたいです。」「私のパートナーは、むずかしいアスレチックをパッパッパーとできていたので、びっくりしました。」「お弁当もおいしく食べられて、一日があっという間に終わりました。」「時間がなくて、全部まわれませんでした。今度行くときは、全部クリアしたいです。」
 お互いに励ましたり、声を掛け合ったり、手を出して助け合ったりする姿が、自然に生まれました。遊びの中で育まれる素敵なコミュニケーションは、「生きる力」へとつながっていると感じました。(小田)

3年生

 3年生は、昭和記念公園に行きました。公園の一番広い「みんなの原っぱ」に着いてすぐ、学年遊びがありました。目的は「友達とより仲良くなろう」というものです。バースデーリングをつくると10月生まれが多いという新事実を発見!円の外を走れば椅子がなくてもフルーツバスケットができることにびっくり!広い原っぱで思い切り走って体全部を使う気持ちよさを実感……。3年間もいっしょに過ごしてきたから、友達のことをよく知っているつもりだった子どもたちでしたが、多くの新しい気づきがそれぞれにあったようでした。
 「ふわふわドームはトランポリンみたいで、他の人とちがうタイミングでとぶと、高くなってもっと楽しかったよ。」「石でできた竜の顔から登ってみようと友達と挑戦したけれど、段差がなくて手がつけず、どうしても登れなかったのが悔しかったな。」「霧の出るところで忍者ごっこをしたよ。」といったエピソードが後日たくさん出てきました。自分たちで一工夫することで、新しい遊びを生み出す豊かな創造力。仲間とたくさん笑い同じ時間や気持ちを過ごすことで生まれる絆。担任として、それらの広がりや深まりを感じ嬉しかったです。イチョウ並木を通りながら、「イチョウがじゅうたんみたいだったな。銀杏はくさかったけれど……。イチョウの木も冬の準備をしているのかな。」と『秋』を体いっぱいで感じながら公園を後にしました。
 「公園で思い切り遊ぶパワーを溜めるために車中は寝ていく。」と宣言していた子どもたちでしたが、「行きは寝ようと思ったけれど、楽しくてついつい寝そびれてしまった。帰りは遊び過ぎて、ぐっすり寝ちゃった。バスでの遠足もいいなと思った。」と、初めてのバスでの遠足を車内でも楽しむ姿が見られました。「こんな楽しい遠足が当たり前のようにできる日が早くくるといいな。」という子どもたちの本音を聞きつつ、一刻も早いコロナの終息を祈っています。(吉川)

6年生

 6年生にとって、小学校生活最後の遠足となった秋の遠足。今年は「友達と思い出を作ろう!」というテーマで、水上バスでの隅田川クルーズ・葛西臨海公園に出かけました。日の出桟橋から出港する水上バスは、6年生だけの貸し切り。乗船するなり「わーーあ!」とたくさんの歓声があがりました。開放的なデッキからは気持ちのよい風が吹き、みんなを笑顔にしてくれます。今回は、自分たちでスナップ写真を撮影することにしていたため、グループで1台iPadを持参しました。船の中では、普段の学校生活ではなかなか見ることの少ない水辺の景色を背景に、にぎやかな撮影会があちこちで。マスクをしていても、6年生たちの弾ける笑顔が伝わってくるような、とても楽しいひと時でした。
 浅草吾妻橋で水上バスから下船すると、大きなスカイツリーが迎えてくれました。「近すぎて、首が痛い!」と話す笑顔で、記念写真を撮影し、葛西臨海公園に向かいました。広々とした芝生でお弁当をいただくと、みんな一目散に砂浜へ。海からの強風など全く気にせず、あっという間に靴と靴下を脱ぎジーンズの裾を上げて、水遊びのスタートです。浜辺で綺麗な貝殻をたくさん集めたり、「卒業おめでとう!」とメッセージを砂に書いたり、波との追いかけっこを楽しんだり……。友達と思い思いに、海辺での時間を満喫できました。
 「急に予定が変わって正直おどろいたけれど、友達といるとどこでも楽しくなるんだ、と気づけた」との日記の通り、コロナ禍にあっても「楽しみを創り出す」ことのできる仲間の大切さを再確認する、よい思い出の一日となりました。(杉本)