コロナ禍の下で

コロナ禍の下で   校長  佐野 新生

 これほどまでに世界中が新型コロナウイルスに翻弄されることになろうとは。全く想像を超えた事態になりました。現在のところ全世界の感染者は約1500万人、死者約60万人、米国では感染者約400万人、死者約15万人、日本は感染者約3万人、死者は約1000人に上りました。最も感染者が多いのは東京都ですが、都内の感染者数は緊急事態宣言解除後に急増し、入院患者数は今月1日時点の4倍に達しています。Go Toトラベルキャンペーンにおいても東京都の出入りに関しては補助の対象から除外されたこともご承知の通りです。
 特に、都内で感染経路をすぐに追うことができない方が6割を超える事態となっていることは、かなり深刻な事態と専門家は捉えています。都内の私立小学校の中には、通常登校を再開させているところもありますが、家庭内での感染も増加し、感染する年代も広がりを見せている現状では、たとえ1日1学年限定であっても公共交通機関を利用して登校させられる状態ではない、と判断し、27日から全面的に登校を中止させていただきました。様々な制約がある中でも、せめてプールを1クラスずつ楽しんでもらえないか、夏休みを迎える前の最後の週には登校してもらって、子どもたちの顔を見て話をし、様々な配布物も手渡しをしたい、と、教員側は準備を続けてきましたが、現状を鑑み止むなしと判断した次第です。

 それぞれのご家庭でもと感じておられることと思いますが、オンライン授業はなかなか大変です。近距離のディスプレーにじっと焦点を合わせ続けることは、目に良くないことが明らかです。音もインターネット経由、デバイス経由で、電子音ですから、自然な音とは異なります。できるだけよい音で配信しようと努力はしていますが、なかなか難しい側面もあり、音楽の担当者も配信担当者も忸怩たる思いでおります。教員の側も授業の準備は大変です。オンラインの特性を生かした授業展開を工夫することも勿論ですが、子どもたちになるべく長時間ディスプレーを見続けさせることがないように、授業の中で教科書やノートや、時々遠距離も見るようにと工夫をし、目が悪くならないように配慮しています。また、子どもたち一人ひとりの反応をしっかり捉えるように努力を続けていますが、教室で授業をするのと同様というわけにはいきません。また、オンライン授業への取り組みぶりによって一人ひとりの成果が大きく異なってしまうことも深刻に感じています。授業に真剣に向かっているか、ノートにまとめたり問題を解いたりする課題を確実に丁寧に取り組んでいるか、わからないところや間違えて理解していることをそのままにしていないかなど、今後もご家庭で十分見てあげていただきたいと思います。コンピューターの操作に慣れたと安心する反面、他者に迷惑をかけるような心配な状況も引き起こしかねないということも心に留めていただき、ご配慮をお願いいたします。

 各ご家庭におかれましては、極めて短期間にインターネット接続環境の充実増強やアカウントの管理などを適切に行っていただき、心から感謝申し上げます。学校の方向性に協力してくださる保護者の皆様がいらっしゃることが、本校の誇りです。
 それにしても、皆が安全に学校に集まり、授業ができること。お互いの意見を十分に言い合い聞き合えること。思いっきり体を使いながら一緒に楽しく過ごせること。これらのことは、なんと大きなお恵みだったのか、価値あることだったのか、ということを、改めて思い知らされました。
 これから様々な制約を抱えての夏休みとなりますが、どうか家族の絆を深め、思い出深い夏休みをお過ごしください。このような時にあっても、神様の護りと導きが皆様に豊かに与えられんことを祈り求めております。

2年生 七夕まつり

 2年生にとって、大切なイベントである七夕まつり。今年は1年生を招待することができず、2年生のみで行いました。でも、少しでも1年生のために何かできることをしたい、ということで、1年生の短冊に飾りつけをしました。「何の絵がすきかな。」「ハートマークを書いたら、喜んでくれるかな。」1年生を想いながら、真剣なまなざしで書いていました。
 七月七日の七夕当日。2年生もお願いごとを書いて、1年生の短冊と共に笹にかざりつけました。将来の夢について書いている人、家族や友達のためにお願いをしている人、そしてコロナウイルスのことをお祈りしている人……。いろんなお願いごとがこめられていました。
 七夕まつりのプログラムは自分たちで考えます。「かざりつけチーム」や「うたチーム」「たからさがしチーム」など、各担当にわかれて準備をしました。どの担当の人も、「みんなをたくさん楽しませたい!」と大張り切りです。こうした一人ひとりの温かい気持ちが、教室いっぱいに広がり、みんなで作った七夕まつりは大成功。1年生を招待することはできませんでしたが、こうして学校に集まって七夕まつりをやることができたことに、感謝したいと思います。(尾亦)

日記より

・私が作ったけいひんをもらった子が、とてもよろこんでくれてうれしかったです。
本当は一年生と一緒にできたらもっとたのしいのです が、二年生だけでもとてもたのしくできました。
1年生がよろこんでくれるといいです。
・くじを「せーの!」でみんなで開けました。しょうひんをもらってえがおで席に帰っていくのを見
 て、わたしは心がぽっとあたたかくなりました。
・一年生と いっしょにできなかったのは ざんねんだったけれど、みんなといっしょに、じゅんびや
 おまつりができてよかったです。一学きの思い出ができました。