軽井沢キャンプ特集

軽井沢キャンプ     校長 佐野新生

梅雨寒の日々が続いていましたが、これからいよいよ暑くなるとの予報が出されました。本日無事に終業式を迎えることができますことを、神様に感謝し、併せて保護者の皆様にも心から感謝申し上げます。様々なご理解とご協力、ありがとうございました。

3年生以上の夏のキャンプが、今年も立教学院のみすず山荘をお借りして行われました。ここは池袋の立教小学校が毎年のキャンプで利用している施設で、設備や備品も整っており、小学生が利用する際の様々なノウハウも蓄積されています。みすず山荘をお借りしてのキャンプは今回で5回目となりますが、今回も管理人さんの及川さんを始めとする多くのスタッフの皆さんのお支えにより、快適に過ごすことができました。今年は天候が悪く、キャンプ期間中はずっと曇りと雨の繰り返しの日々でしたが、予め雨天時のプログラムは準備しており、みすず山荘には屋根のあるコンクリート敷きの広いピロティもあるため、キャンプ自体は順調に進めることができました。この施設をお借りできることは大変ありがたいのですが、立教小学校の使用時期との関係で本校側は6月からの実施とならざるを得ないこと、正課の学期中に多くの教員がキャンプ付添に割かれてしまうことなど、今後も考えていかなければならない課題が残されています。

楽しいキャンプをみんなで作ろう、と、それぞれの期で取り組んできました。家庭を離れ3日間を過ごすことは、初のキャンプとなる3年生にとって大きな緊張の伴うことだったことでしょうが、同行する6年生は自分たちの初キャンプの時のことを思い出し、3年生に良い思い出を作ってあげよう、と、がんばってくれました。単独学年で行った4年生、5年生も、A組とB組のメンバーが様々な役割分担の中で混ざりながら、思いを合わせ、力を合わせて生活を組み立てていきました。
楽しいキャンプになるためには、個々で果たすべき役割をちゃんと果たさないと、周りの人も快適に過ごせなくなる、ということを、まずは自覚することから始まりました。自分の荷物や部屋の整理整頓、トイレや風呂を上手に使うこと、タオルをよく絞ることなど、3年生もよくがんばっていました。食事の準備や後片付けもとても上手になりましたし、様々な場面で行われる説明をよく聞いて、今は何をすべきかということを考えられるようになってきたと思います。また、野外炊事やキャンプファイヤーなどのイベントでは、みんながうまくやれているか、楽しんでいるか、と配慮し、困っている人に寄り添い、上手にリーダーシップを発揮している様子も見ることができました。キャンプ期間中に学んだ様々な技術やよい習慣、経験と共に得られた様々な教訓などを、夏休み中の家庭での生活に生かしていって欲しいと思います。また、キャンプ中の礼拝で読まれた使徒書の内容が示すように、自分自身がかけがえのない存在であることを確信し、持ち味を生かしてリーダーになったりフォロワーになったりしながら、他の人と共に生きていくことの喜びや幸せを噛みしめられる人に成長していって欲しいと願っています。
長い夏休み、健康や安全に留意され、どうぞ楽しく有意義にお過ごし下さい。

キャンプ報告

3年生 キャンプ生活を「たのしみ」ましょう

3年生にとって、初めての立教女学院小学校のキャンプ。ドキドキワクワクしながらも、6年生のお姉さんにサポートしてもらいながら何事も一生懸命取り組んでいました。分からないことは6年生に聞いたり、時には少し甘えてみたり……。素直でとっても可愛らしい様子でした。
野外炊事では、何をするかもわかっていない3年生ですが、頑張っている6年生のために力を尽くそうと、「何かやることある?」と聞いたり、自分たちでできる片付けをしてみたり、てきぱきと動く3年生の姿が印象的でした。ふりかえりの時にはそのことを6年生にほめられて、ニコニコしているところも可愛かったです。何事も笑顔で「たのしむ」ことがとっても上手な3年生。キャンプの目標をちゃんと達成してくれた3日間となりました。(吉村・鈴木)

食事係の感想

・みんなの前でお祈りをするのは緊張したけれど、自分で考えるのが楽しかった。

礼拝係の感想

・毎朝がんばったと思う。

4年生 自分たちで考えて「たのしみ」を発見しましょう

「いいところがたくさんありすぎて、書ききれないなぁ。」普段の生活から穏やかで優しい4年生。キャンプでも、友だちと協力し、お互いを尊重しようとする姿がたくさんありました。
今年はじめておこなった、各キャビン5分間の出し物を作る「5分間劇場」。8人で話し合いながら、一から何かをつくるということは決して簡単なことではありません。劇がやりたい人、ダンスをしたい人、笑いをとりたい人、恥ずかしくてやりたくない人……。いろんな意見をどのようにまとめ、形にしていくかということに頭を悩ませている様子でした。友だちの意見に耳を傾け、みんなが納得できるものを、時間をかけて考えている姿は、大人も見習っていきたい姿でした。友だち思いで心のやさしい4年生、これからの成長が楽しみです。(中村・尾亦)

キャビンリーダーの感想

・バスレク、みんな笑ってくれたから、考えてよかった。
・みんなの笑顔で、キャビンピック係も笑顔になれた。

礼拝係の感想

・聖書の読み方は難しいけど。大きい声で読むと気持ちがいい。

キャンプファイヤー係の感想

・ルールの説明をしたが、実際にみんなにゲームをしてもらうとうまくいかなかった。自分の考えを正確に伝えることの難しさを感じた。

5年生 「たのしみ」を創りだしましょう

キャンプの中で5年生ならではの行事といえば、自由献立の野外炊事。煮込み料理や水餃子、ピラフ、牛丼など、キャビンごとにメニューを自由に決めることができます。材料の買い物をするところから自分たちで行いました。これまでの野外炊事の経験を生かしながら、「9人分の材料ってどのくらい?」「作り方は?」と、応用問題に挑戦。よく話し合い、手ぎわよくやらなければ、時間内においしい食事は作れません。積極的に自分のできることを探して、力を合わせて取り組んでいました。さまざまなハプニングを乗り越え、どのキャビンもおいしい食事を作ることができました。夜のふりかえりでは、友だちのよいところを見つけ、言葉にして伝え合う姿に心が温かくなりました。(堀口・石原)

礼拝係の感想

・サーバーの火の点け方や消し方が分かってよかった。

体育・野外炊事係の感想

・野外炊事が始まると、みんながとても楽しそうに料理をしていたので、がんばって道具の準備をして良かった。

6年生 「たのしみ」を人に与えましょう

「3年生を楽しませたい」と意気込みつつも、異学年を連れて行くことへの少しばかりの不安も抱えながら始まったキャンプ。しかし、準備している時にいだいていた心配は、3年生と過ごしているうちに消えていきました。「身を乗り出して話を聞いてくれた。」「ニコニコ笑って盛り上げてくれた。」と、「たのしみを与える」だけではなく「たのしみ」を何倍にも増やして返してくれた、ということに気がつくことができました。
「それぞれの学年が心を寄せて、協力すると『宝物』とよべるキャンプになることが分かった。3年生に感謝。」と感想をもつことができた6年生は、また一段と優しい上級生に成長したと思います。責任を果たせた達成感や、仲間を増やせた喜び、可愛くて仕方ないという愛情に溢れた表情は、きらきらと美しく輝いていました。(飯澤・吉川)

キャビンリーダーの感想 

・リーダーとして普段より大きな声を出してまとめた。
・みんなで力を合わせる方がたくさん笑えるし、楽しい。協力って気持ちいい。

食事係の感想 

・毎年食事係!盛りつけ、準備は毎回で大変だけれど、数が合うとすっきり。司会は3年生でもわかる言葉で原稿を作った。

礼拝係の感想

・みんなが式文を揃えて渡してくれると、うれしい。

保健係の感想 

・健康カードを夕食の後にとりに行くのを忘れたこともあったけれど、お風呂の順番を考えたり、お風呂やトイレの注意をポスターに書いたりして、みんなの健康に気をくばる保健係は楽しかった

体育・野外炊事係の感想 

・おいしいカレーができあがった時、キャビンのメンバーの団結が深まったと感じた。
・みんなの前で行う校旗掲揚や体操を、3年生も、はずかしがらずに率先してやってくれたことがうれしかった。

キャンプファイヤー係の感想 

・3年生が楽しそうにゲームをしている姿を見て、係としての仕事をやり遂げたという達成感を感じた。