「どうぶつ達と過ごす楽しさ」講演会報告

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6月24日(日)香川県の獣医師会さんのお招きで、高松市の市民講座にて講演会をさせて頂きました。
香川県では犬や猫のさっ処分頭数が毎年ワーストという状況が続き、行政もその対策、啓蒙活動のために尽力されているそうです。実際に、小動物臨床を専門とする獣医さんらからお話を伺うと、なんとかして、子どもたちに犬や猫と過ごす楽しさや、命の尊さを伝えていきたいと真摯に取り組んでいらっしゃることが分かりました。獣医さんが小学校や中学校に出向いて行う「命の授業」などの取り組みについてもお話を伺うことができました。日々の動物病院の業務の合間に、学校へ出向いての活動は大変なご苦労だとは思いますが、獣医さん皆さんがそのことをとても楽しそうにお話ししてくださったことが印象的でした。

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講演会では立教女学院小学校の2003年からの「動物介在教育」の取り組みを紹介させていただきました。犬と過ごした15年間の活動の中での気づきやバディたちとの別れ、そして最近のクレアを通した新しい命との出会いなどについてお話をさせて頂きました。
香川県だけでなく、今、全国の教育現場で学校の先生たちは多忙な毎日の中で、教科指導だけではない、大切なことを子どもたちに伝えようと一生懸命に取り組んでおられると思います。
もしかしたら、モルモットやニワトリといった学校飼育動物を適正に飼育して、教育に活かしたいと思いながらも、十分なサポートが得られずに苦労されている先生も多いでしょう、そして中にはバディのような犬を学校に!と思っている方もいるかもしれません。
衛生面やアレルギー、飼育費用の問題など、プログラムを継続するには課題も小さくありません。
公立学校であれば、行政からのサポート、私立、公立に限らず、地域や保護者の理解など実現へ向けてのプロセスを考えると気が遠くなるのも事実です。教育実践として成果が目に見えて現れるには時間もかかりますし、評価基準も数値化できるものではありません。しかし、教育というものはそもそも短期間で結果が見えるものではなく、10年、20年後にジワジワと効いてくるものではないでしょうか。気長に構えて取り組む余裕なんて無いのかも知れませんが、ここは教育委員会が、地域や行政、そして獣医師会などの協力や指導を仰ぎながら、一歩前に進むことができるといいなと思います。
急には国語や算数の点数には影響しないかも知れませんが、学校が楽しい!と子どもたちが笑顔になることは実証済みです。

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講演会の会場となった「サンポートホール高松」。

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フェリー乗り場からは小豆島や桃太郎の鬼ヶ島にも行けるそうで、次の機会には是非。

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香川といえば何と言っても「うどん県」。
写真は、熱々に茹でたうどんにバターと黒胡椒、生卵を絡ませながら、特製の出汁醤油で頂く「釜バター」。