盲導犬の減少

今朝の朝日新聞朝刊に「盲導犬9年連続で減少」という記事が掲載されていました。
盲導犬の育成には行政からの補助金があるとはいえ、育成費用は一頭あたり約500万円とのこと。
アイメイトを1頭育成するためには、クレアのような繁殖犬の繁殖奉仕。その後、1年間一般家庭で愛情を注いで育てられる飼育奉仕。成犬になったアイメイト候補犬を訓練し、視覚障碍者の目となるように、ペアを指導する歩行指導員。アイメイトとしては不適格だった子や、引退後に最期までを看取るリタイヤ犬の飼育奉仕。
それ以外にも、多くの方々の努力や善意によって育成されるアイメイト・盲導犬。

行政の同行援護サポートやスマートフォンやAI技術の発展により、もしかしたら、視覚障碍のある方の行動は、以前よりも自由度が高まっていくかもしれません。でもロボットや機械では、フカフカのぬくもりや、風呂に入れないと臭くなってしまう動物の匂い、ベロベロ舐められるとちょっと気持ち悪い?あの感覚は味わえなくなってしまうし、毎日の食事や排せつなどのお世話をする面倒さもなくなるというのは、犬と共に暮らす喜びを知ると、単純にプラスとは言えないなぁと思ってしまいます。
視覚障碍者の社会参画を進めるためには、盲導犬、同行援助、ロボットやAIも、というように、当事者の選択肢をもっともっと広げていくことが大事なのかなと感じました。

家に帰ると寝てばかりいるクレアですが、貴重なアイメイトの子犬を産み育てるだけでなく、彼女のおかげで立教女学院小学校の子どもたちが視覚障碍のある方のことや、社会について、福祉について考えるきっかけを与えてくれていると思います。