学校生活

小学校だより

2017/4/11

第215号 2017年3月17日

6年間という時を経て  校長  佐野 新生

 三寒四温と言われるとおり、今週は寒暖の差が激しくなりましたが、確かな春の訪れを感じます。保健室前の紅梅も白木蓮も例年の順番通りに今年もちゃんと花を咲かせました。すべての葉を失い、冬の間は枯れ木のようだったケヤキやハナミズキにも新たな芽が膨らみ始めています。木々は何も語りませんが、季節の移ろいを感じ取り、正直に準備をしていることに改めて感心させられます。 

 本日、無事に終業式を迎えられました。神様と保護者の皆様に心から感謝申し上げます。明日、小学校を巣立っていく6年生は、東日本大震災の発生から1ヶ月弱という様々な混乱の中で入学式を迎えた学年です。6年を経て、津波の被害からの地域社会の回復、原発事故からの環境の回復など、依然として課題山積の状況です。6年前に入学した本校の1年生は、地震発生当初から日本聖公会東北教区加藤主教様からのメッセージである「忘れないこと」を心に留め、神の造りたもうた自然界の仕組みの中では人間の力に限りがあることを改めて思い知らされました。そして、多くの人々の真剣な取り組みや支え合う気持ち、善意こそが社会を成り立たせている大きな要素であるという実感を得て、立派に成長してきた学年だと感じています。仲間や相手に対しての温かさ、自分と違う個性や背景を持った人物への寛容さ、皆と一緒にやっていこうとする気持ちの確かさなど、彼女たちの素晴らしさはきっと認められ、輝いていくことでしょう。 

 本校はこれからも、被災地の方々に心を寄せ、可能な範囲で、できるだけのことを行っていきたいと考えております。来週、3月2324日に行われる、福島の子どもたちとの交流イベント「いっしょにあそぼう」は震災の年から数えて、今回で6回目となります。毎年、郡山市のセントポール幼稚園と会津若松市の若松聖愛幼稚園、どちらも聖公会関係幼稚園ですが、今年も2つの園の卒園児と保護者、約60名が東京までバスでいらしてくださいます。
 東日本大震災が発生した6年前、原発事故後の福島では、子どもたちが放射能の影響により、外で自由に活動できない日々が続いていました。そんな福島の子どもたちに、少しでも東京で思う存分、外遊びを楽しんでもらいたい、親子で楽しい思い出を作って欲しい、そんな想いでスタートした交流イベントでした。「いっしょにあそぼう」を通して交流を続ける中で、本校の児童や教職員が、震災のことや福島の子どもたちへの理解を深め、私たちに何ができるのか、どうしたら喜んでいただけるのか、考えを深め、多くのことを感じ、学ばせていただく大切な機会となっていきました。

 アンケートへのご回答も有り難うございました。さらによい学校になることを目指して皆様からの様々なご指摘を踏まえ、努力して参る所存です。このたび発表された新学習指導要領では、本校のWell Learningの考え方とほぼ同じ改善の方向性が示されており、2018年度からは順次、アクティブラーニングの重視、英語教育の早期開始、プログラミング教育の導入など様々な新たな取り組みが一斉に導入されていくことと思われます。そのような流れの中でも我々は、単に現代社会が要請する教育内容を採り入れることだけに神経を使うのではなく、教育内容が人間としての総合力を高め、隣人を愛し大切にすることにつながるのか、という観点を見失わないようにしたいと考えています。
 来年度もどうかご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

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≪クラブ紹介 PART3≫

【運動】
 「みんなでがんばる」という約束で活動しており、1年間同じ運動を続けるのではなく、さまざまな運動に励んでいます。毎回、6年生を中心にみんなで意見を出し合い、その日の内容や種目を決めていきます。年間を通じて、鬼遊び・水泳・バドミントン・ドッジビー・ボール運動(サッカー、バスケットボール、ドッジボールなど)・ダブルダッチ・大縄跳びなどに取り組み、体育の授業とは違った雰囲気の中で楽しみながら汗を流しています。(草苅)

創作ダンス】
 創作ダンスクラブでは、初心者も経験者も一緒になって、話し合いながらダンスを考えていきます。大事にしているのは、音やイメージに合った動きを考えることと、だれかの真似ではなくてオリジナルのダンスを創ることです。
 今年は、初めて私学体育発表会に参加し、他の学校のダンスを見て刺激を受けました。そして先日のクラブ発表会では、休日練習や休み時間練習の甲斐あって、一年の集大成を出し切ることが出来ました。やり切った子どもたちの表情がキラキラと輝いていたのが印象的でした。この達成感を次のステップへのエネルギーにしてほしいと思います。(上川)

【バトン・チア】
 バトン・チアクラブは、踊っている私たちも楽しく、また、観てくださるみなさんにも元気を届けられるように願って、練習を重ねています。バトンを上手に回すために、経験者の上級生が中心になって互いに教え合います。ポンポンを持ち、軽快なリズムにのって行うチアダンスでは、隊形を工夫し、「リフト」にも挑戦しました。自分たちで振り付けを創作する楽しみも味わいました。今年度は、新しい取り組みとして、11月に私学体育発表会に参加しました。「他校の演技を観ることができて、びっくりしたし、とっても刺激になった。」と、子どもたちの励みになったようです。(尾亦・飯澤)

【劇】
 普段の活動は、4人~7人のグループに分かれての劇作りです。ストーリーや登場人物を考えて創作劇を作り、発表します。劇作りにあたって「セリフをはっきり伝えよう」「楽しいお笑いの劇にしよう」というテーマはあるのですが、台本はなく、6年生を中心にグループ毎に思い思いの劇を作り、発表し、批評しあう、ということを積み重ねていきます。そうやっていくうちに、自分を表現する楽しさを体得できるばかりでなく、クラブ員同士の親睦がとても深まります。また、互いに意見を出し合いながら劇作りをする力をつけていくのです。クラブ発表会の劇は、この積み重ねの上に部員同士が切磋琢磨して創りあげたものなのです。(高橋・高原)

【ミュージカル】
 ミュージカルクラブは「歌うのが好き・踊るのが好き・みんなで何かをつくりあげるのが好き」というメンバーが集まっています。毎週の活動は、6年生がその日のメニューを考え、みんなのアイディアを集めています。よく知っているメロディーをみんなで声を合わせて歌っているうちに、自然と体が動いてそれがダンスになって……18人いれば1人で踊るよりさらに大きなものを表現できる楽しさを味わいながら、歌に親しんできました。1年の最後の大きな目標は、クラブ発表会。大勢の方が観てくださる前で自分たちの体と声を使って思い切り表現する爽快感は、たくさんの話し合いや練習の苦労を一瞬で吹き飛ばす特別なものになります。今年挑戦したのは、コーラスライン。複雑な振りつけの歌や、すこし大人っぽい内容の曲など難しいこともたくさんありましたが、最後に歌った「ONE」に乗せて、わたしたちは一人ひとり特別ですばらしい人なのだ、というメッセージをみなさんに届けることができた達成感に、みんな満足して発表を終えることができました。(杉本

2017/3/17

第214号 2017年2月28日

神の「沈黙」  教頭  吉田 太郎

 「ジィーッ、ジィーッ・・・・・・。」夜の静寂(しじま)に、虫が羽を鳴らす音、風に揺れる草木がかすかに重なり合う気配。徐々に大きくなる虫たちの鳴き声。
 映画『Silence』(マーティン・スコセッシ監督作品)は圧倒的な暗闇のシーンから物語が始まります。戦後日本文学の最高峰とも評される遠藤周作の「沈黙」(新潮文庫1966)が原作です。この物語の舞台は17世紀、江戸時代初期の長崎。激しいキリシタン弾圧のなか、師であるフェレイラ神父が棄教したという知らせを受けたポルトガル人宣教師ロドリゴが、その真実を確かめるため、マカオを経由して日本にたどり着きます。鎖国政策とキリスト教禁教という徳川幕府の厳しい弾圧のなか、日本人信徒たちは「かくれキリシタン」として独自の信仰を守り通そうとしていました。ロドリゴ神父は長崎で出会う信徒たちの想像を絶する苦悩と惨状に戸惑い、悶絶します。しかし、神は人間の祈りや叫びに「沈黙」を続ける・・・・・・。映画を観終わった後、半日ほど、どんよりとした暗い気分が続きました。 

 現代のヨブ記とも言われる遠藤周作の『沈黙』を最初に読んだのは、私が小学6年生の頃でした。今思えば、文学少年だったのか?と自分でも意外な感じもするのですが、親に連れられてではなく、自分で電車に乗って日曜日の教会へ通い出したのも、ちょうどこの頃でした。当時、フィリピンでは革命が起こり、マルコス大統領が宮廷を追われ、黄色いシャツのアキノ大統領が政権を奪取したというニュースが盛んに報道されていました。私には10歳、年の離れた妹がおり、彼女が大病を患い、生死の淵をさまよったのも同じ時期でした。長い闘病生活、入院している妹に毎日つきっきりの母と単身赴任の父。肉親の「死」というものが身近に迫ってくるかもしれない、という事実を12歳の私は一人で受け入れることができず、自宅の階段の壁に架けられた十字架に向かって祈ることが、日課となっていきました。長い時間、フローリングに跪くと足が痛むのですが、その痛みさえ、闘病する2歳の妹のためには必要なことのように思えたのでした。「もう自分は12年間も生きたのだから、代わってあげたい」そんなことを毎日、毎日、祈っていました。しかし、その時に感じたのは圧倒的な神の「沈黙」でした。神に頼るしかない人間。何も出来ない自分に向き合う初めての経験でした。 

 先月公開された映画『Silence』を見終わった後、改めて、遠藤周作の『沈黙』を自宅の本棚から探し出しました。定価360円、茶色に変色してしまった古い本には、大切だと感じた箇所に、マーカーが引かれていました。12歳の自分が特に強く線を引いていたのは、宣教師ロドリゴが踏み絵を前にして、神と対話する箇所でした。
「踏むがいい。お前の足は今、痛いだろう。今日まで私の顔を踏んだ人間たちと同じように痛むだろう。
だがその足の痛さだけでもう充分だ。私はお前たちのその痛さと苦しみをわかちあう。そのために私はいるのだから」
「主よ。あなたがいつも沈黙していられるのを恨んでいました」
「私は沈黙していたのではない。一緒に苦しんでいたのに」
 私たち小さく弱い人間と、「沈黙」ではなく、「共にいてくださる神さま」の存在を知ること、感じることができれば、どれだけ救われるだろうかと心の底から思います。子どもたちが、立教女学院での礼拝や聖書の授業、日々の友だちや先生たちとの活動を通して、インマヌエル、共にいてくださる神さまに出会えますように。
 大斎節を前に・・・・・・。

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≪クラブ紹介 PART2≫

【バドミントン】
 バドミントンクラブでは、6年生が自分たちで決めた練習メニューを使って毎週練習しています。サーブやラリー、スマッシュ、試合のフォーメーションについてなど、試合に勝つにはどのような練習メニューが効果的か考えて決めてくれています。縦のつながりを大事にし、6年生が4・5年生にアドバイスをしたり、試合では、学年をこえてお互いを応援したりする姿が印象的です。他校との練習試合や、11月と3月に行われる試合に向けて毎週練習しています。ラケットの握り方から試合に向けての練習まで、一から丁寧に教えていくので、バドミントンは好きだけれど得意ではないから不安……と思っていても楽しく活動できます!(五十嵐・吉川)

【美術】
 美術クラブでは、絵や焼き物の制作を中心に活動していますが、その年度に集まった部員により活動内容は柔軟に変わります。今年度は、初めてキャンバスにアクリル絵の具で絵を描いてみました。初めてのキャンバスに張り切って取り組んだ作品は、どれもカラフルで楽しいものばかりでした。また、アートとの良い出会いを求めて、時には美術館に出かけることもあります
 3学年が混ざった少人数(定員10名)の子供たちが図工の授業とは違う空気の中で制作に集中し、ワイワイと教えあったり、お互いの作品を認め合ったりと楽しい時間を過ごしています。(安藤・渡辺)


【器楽】
 器楽クラブでは、いわゆる吹奏楽や金管バンドとは違い、よりオーケストラに近い楽器の編成で活動をしています。今年度はヴァイオリン、チェロ、フルート、トランペットの各パートに、現役で活躍しているプロフェッショナルの講師(とアマチュアの私)が1人ずつついて、日々発表に向けた練習をしています。
 基礎練習やリズム練習など、決して派手で楽しい時間ばかりではありません。ですがそれを乗り越えて、初めは全く楽器を触ったこともなかったメンバーが、3学期には本格的なオケの演奏ができるまでに成長するのですから、子どもたちには毎年心底驚かされます。
 特に今年は、3年間器楽クラブを続けてきた6年生が、素晴らしい成長を見せてくれました。3月のクラブ発表会では是非、努力を積み上げてきた彼女たちのサウンドをお聞きください。(堀口)

【サッカー】
 サッカークラブは、「自分らしく」「一人ひとりの個性を生かした」プレーを目指して活動しています。ドリブルやパスなどの個人練習をしたり、実践形式でゲームをしたりと、その時々に合ったメニューを6年生が中心になって考えています。毎年11月には私学体育発表会、2月には女子5校友好試合があり、今年もそれに向けてコツコツと練習をしてきました
 先日行われた女子5校戦では、全試合全勝・無失点で8年ぶりに優勝を果たしました。5・6年生の活躍はもちろん、クラブに入って初めてサッカーを始めた4年生も、シュートを見事に決められるまでに成長しました。「立教女学院の歴史に残るね!」と、みんなで喜ぶ姿がとても印象的でした。これからも、一人ひとりが輝けるようなクラブにしていきたいと思います。(小田・吉村)

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≪ドッジボール大会報告≫

 2月1日(水)の午後、4~6年生によるドッジボール大会を「総合体育館2014」のメインアリーナで行いました。各クラス赤・白の2チームに分かれ、計12チームのトーナメントによる戦いです。3学期に入ってから、体育の授業、休み時間、クラスタイムなどを使って、キャプテンを中心に一生懸命練習に励んできました。
 大会当日は、インフルエンザや怪我などの影響により、メンバー全員がそろわないチームが数多くありました。しかし、5年生が6年生に勝利するゲームがあり、どのゲームも白熱した戦いとなりました。
 3位決定戦は5年A組同士の対戦となり、接戦の末、赤が勝利。決勝戦も6年A組のクラス内対戦。白が赤をスピードとパワーで圧倒し、16対1の大差で優勝しました。
笑いあり涙ありの大会となりましたが、どのチームも最後まで諦めずに精一杯戦うことができました。4・5年生はこの経験を来年にぜひ生かして欲しいと思います。 (体育科 草苅)
【6年生の日記より】
・今回のドッジボール大会で気が付いたことは、「勝ちたい」という気持ちや「負けてくや
しい」という気持ちが昨年と比べてかなり強くなったという事です。
・ドッジボールに対しての思いは、1人1人違うと思うけど、みんなが1つになって戦って優勝できたのは、36人の心がつながったからだと思いました。
【成績発表】
優勝 6年A組 白     準優勝 6年A組 赤     第3位 5年A組 赤

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≪鮭の稚魚放流バスツアー≫

 春のような暖かな日差しと、穏やかな流れ。2月11日、高学年の児童とそのご家族、総勢34名で、サケの生まれ故郷である久慈川を訪れました。水槽の世界しか知らなかった稚魚たちが、果てしなく広い大河に放たれ、海を目指し、長く厳しい旅に出る……その大きなはじまりの1歩を確かに見届けることができました。この中の1匹でも、3~5年後に再び久慈川に戻ってくることを願ってやみません。毎日エサやりや観察をしに来ていた低学年のみなさんも、高学年になったらぜひ参加してくださいね。(理科 亀山)

地元の方に教えていただきながら蕎麦打ちを体験。郷土料理「つけけんちん蕎麦」として美味しくいただきました。

2017/3/2

第213号 2017年1月31日

日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会  校長  佐野 新生

 「音楽は神からの贈り物」などとも言われますが、124日に行われた日本フィルハーモニー交響楽団(日本フィル)のコンサートは、まさにそれを実感する、素晴らしいものでした。保護者の皆様もきっと大きな感動を得られたことと思います。お子さんの送り迎えもありがとうございました。
 創設60周年を迎えた日本屈指のオーケストラである日本フィルといえば、サントリーホール、Bunkamuraオーチャードホール、東京芸術劇場などの著名な大ホールでの演奏会が有名ですが、そのホームグラウンドは、女学院からも近い杉並公会堂です。2006年6月にオーケストラのクラシック音楽の演奏に最適な音響設計が採り入れられてリニューアルされた際に、日本フィルとの提携が成立し、現在も2ヶ月に一度の定期演奏会が開催され、リハーサル等でも頻繁に利用されているそうです。この日のコンサートは、子どもたちが本物の素晴らしさに接し、心豊かに育って欲しいと願う我々と日本フィルとの思いが一致し、1年以上前からの企画検討が重ねられた上で実現した、オーダーメードのコンサートでした。本校ではこれからも2年に一度程度のペースで、フルオーケストラによるコンサートを全校児童に味わってもらう機会を作っていきたいと考えています。このような贅沢な機会が与えられるなんて、本当に幸せなことだなあ、と、つくづく感じています。

 ご来場頂いた保護者の皆様はどんな感想をお持ちになりましたか。私は役得で楽屋の様子なども垣間見させて頂けたりして、感動も一入でした。チャイコフスキーの「くるみ割り人形」に登場する多彩な楽器、交響曲4番の第4楽章の大迫力も、本当に素晴らしかったです。生のオーケストラの音の魅力というのはこんなにすごいものか、シャワーというよりもっともっと密度の高い塊を真正面からどーんと浴びせかけられたようで、圧巻でした。鬱積していた憂いや煩いが一気に吹き飛び、ぱあっと心が晴れていくことが感じられ、本当に驚きました。楽曲の周辺にも様々な驚きや感動がありました。指揮者の山下一史さんは、子どもたちに合唱をさせる場面で、自ら「ビリーブ」の歌詞を完璧に暗唱し、大きく口を開いて歌い、自信に満ちた表情で子どもたちをぐいぐいと率いておられ、プロフェッショナルとしての矜持を感じさせられました。演奏直後の楽屋で山下さんは、大汗をかきながらも満面の笑みをたたえ、「いやあ、すばらしいお子さんたちでした。今日のコンサートはきっとお子さんたちの心にしっかり残りますよ。(こういう体験は)とっても大事なことだと思いますよ。」とおっしゃり、握手を交わしてくださいました。また、コンサートマスター(女性の場合はコンサートミストレスと言うそうですが)の、千葉清加(ちば さやか)さんの、華やかで切れのある美しい動き!凄かったです。コンサートマスターは、自らの弓の動きや全身の表現で細やかなニュアンスをオーケストラ全体に伝える役割を担っているのだそうですが、千葉さんの豊かな表現に非凡な才能が感じられました。演奏中のプログラムの紙の音、アンコール曲のラデツキー行進曲で指揮者の指示が伝わらなかったことなど、少し残念なところもありましたが、目でも耳でも全身でも、大きな感動を味わいました。

 楽器紹介の際にトライアングルの紹介が入ったのは、実は本校側からのお願いによるものだったそうです。オーケストラに必要なのは、派手な楽器、人目を集める楽器ばかりではなく、トライアングルのような身近で目立たない楽器もとても重要な役割を担っていることを子どもたちに教えて頂ければ、という当方の希望が生かされてのことでした。後日、礼拝のお話にもありましたが、これから6年生を送る会・クラブ発表会を前にした配役決めの際等の場面でも、どのような役割も全体を支える重要な役割だ、という認識を子どもも大人もしっかり持って、与えられた役柄を積極的に受け入れ、力を発揮していって欲しいと思っています。オーケストラのそれぞれの楽器の独特の音色が織り合わされて素晴らしい演奏が実現するように、子どもたち一人ひとりがそれぞれの個性を十分に発揮し、お互いに心を通わせながら、よいものを作り出していって欲しいと願っています。

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≪クラブ紹介 PART1≫

【手芸料理】
 手芸が好きな子、お菓子作りをしたい子、そんなメンバーで構成されたこのクラブの昨今の楽しみはオリジナルなものを作ること。袋・シュシュ・校章台・ブックカバー・大福・たこ焼きetc。各回のテーマはひとつでも、デザインや刺し方、中身は様々です。
例えば大福の中身は「イチゴ+あんこ」「パイナップル+あんこ」「バナナ+チョコ」。たこ焼きの中身は「たこ」「チョコ」「ハム+チーズ」「コーン+チーズ+揚げかす」等々。それぞれのグループで決め、協力しておこなって完成です!
時々失敗もありますが……。そこは自分たちで決めたもの。みな満足顔でいただいています。(本宮・大塚)

【サイエンス】
サイエンスクラブが、様々なサイエンス教室と異なる所は、自分がやりたいと思ったことを、自分で調べて実現できるところです。2学期からはクラブのメンバーが交代で様々な実験を調べ紹介しており、3学期には「生キャラメルを作ろう」「試験管の中に雪(?!)のような結晶を降らせよう」といった楽しい実験が目白押しです。砂糖や牛乳やバターが煮詰まって液体から半固体になっていく過程や、温度が下がることにより試験管の中に突然結晶が現れてくる様子など、やってみなければ分からないことばかりです。これからも仲良く探求していけるクラブでありたいと考えています。(大澤・亀山)

【レク】
先生、私達は外遊びが好きなんです!」その言葉どおり、晴れの水曜日はほぼ毎回、外で思いきり遊ぶ、レククラブのメンバー18名。「やりたいことを何でもできる」のがレククラブの特長です。「学年に関係なく楽しめる」と、いつも大人気なのは、ドロケイ。カンケリは、始めはルールが分からず、図書館の本で調べたりもしましたが、今ではセントラルコートでの定番の遊びになりました。今年度一番盛り上がったのは、なんと言っても夏の水遊び。低学年の生活科でおこなった時よりも、技術も作戦もパワーアップして、全員で大バトルを楽しみました。「やるべきこと」に追われる毎日の中で、時間を気にせずに遊べる60分間を、これからも大切にしたいと思います。(徳山)

【ESS】
“Are you ready?” “Yeah!” “I got it!” “Good throw!” “Good catch!”
先日は、フリスビーを使ってアルティメットをしました。この一年、何度か行いましたが、メンバーの上達が目に見えて感じられるクラブとなりました。
最初はフリスビーの投げ方や受け方に悪戦苦闘で、教員の見本をまねして投げるも、思う方向に飛ばないフリスビーを必死に追いかける子どもたちでした。何度か練習を重ね、今度はゲームをするためにルールや単語を英語で聞いて学びました。いざゲームをしてみると、とにかくフリスビーをつなぐことに必死でなかなか言葉も出ませんでした。それが先週には、少しずつ英語を使いながらゲームを楽しめるようになっていたのです。
1試合目は、子どもと大人を半分に分けたチームで対戦をしていましたが、2試合目は子ども対大人で実施することに。身軽に体を動かし、コートを走り回る子どもたちに、大人も(大人げなく?)負けじと本気モード。結果は大人が勝ちましたが、子どもたちの素晴らしい活躍に、感動した日となりました。(中村萌)

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≪なわとびの取り組み 体力づくり≫

 3学期に入ってから、全校でなわとびに取り組み始めました。早速1月16日(月)の外礼拝後には、今年最初の「なわとび集会」を行い、全校児童・教員ともに汗を流しました。
 なわとびは、リズム感・手足の協調性を高めるのに非常に適した運動です。また、短時間にかなりの運動量を確保できます。先日の全校保護者でもお伝えした通り、継続して練習すればどんどん上手くなりますので、休み時間・放課後などを利用して、積極的に練習して欲しいと思います。 (体育科 草苅)

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