学校生活

小学校だより

2018/5/31

第231号 2018年4月27日

失敗から学ぶこと    教頭  吉田 太郎

 春の訪れが例年よりも早く感じられ、あっという間に夏がやって来そうな4月が終わります。子どもたちもそろそろ新しい環境、新しい友だち、新しい先生にも慣れ始めた頃でしょうか。
 さて、2018年は、ますますAIがキーワードとなり、様々な分野で活用されていくと思われます。そのような状況の中で、近年の自動車業界の潮流においては、自動運転技術の進歩が注目され、国内メーカーのみならず外国車もこぞって最新のテクノロジーを駆使した新型車を市場へ導入しようと躍起になっています。特にヨーロッパでは自動運転技術の開発を国家プロジェクトとして取り組んでおりますし、アメリカではgoogleが実用化に向けた公道での自動運転実験も始まっています。現在のパーキングアシストや前車追尾システム、衝突安全技術などの運転支援システムをさらに進化させたものが自動運転技術であり、センシング技術を取り入れた、ミリ波レーザーなどによって支えられている技術でもあります。衝突防止の技術開発には、ハエやトンボといった昆虫が、空中で障害物にぶつからないように飛ぶ生態をヒントにしていると聞いたことがあります。
 自動運転技術という最先端技術の開発において、最も重要なのはAIArtificial Intelligence)人工知能です。私が大変興味深いと感じたのは、このAI技術開発の方法だったのですが、自動運転を成功させるため、AI(人工知能)で学習させて正しい運転、危険回避といった能力を身につけさせるために何をさせるかというと、それはわざと障害物に接触させたり、間違ったルートを走行させたりするなど、人工知能にTry &Errorで失敗を数多く経験させ、その繰り返しの中から正しい方法を選択させるというものでした。コンピュータに人間の脳と同じ、またはそれ以上の能力を持たせようとするとき、学習、知識や技能の獲得において最も効率的な方法は、ある意味「失敗から学ぶ」ということなのだというのです。
 2008年にジョイプラッツ(遊具)を小学校に導入する際にも、数多くの公園遊具や海外の施設の事例などを研究し、子どもの体力や創造性を伸ばすためには多少の危険・怪我を伴ってでも、遊びの中から学ぶことが大きいということを知りました。デンマークの遊具を選んだのは、彼らの思想や哲学に共鳴したことも大きな要因でした。
 話を戻すと、新学習指導要領が提示するActive Learningは、主体的、能動的な深い学びとされ、求められる「新しい学力」を身につけるために最も効果的な方法は、AIの人工知能を例に挙げると、多くの失敗の繰り返しの中から獲得するということなのかもしれません。しかしながら、私たちは失敗を恐れ、他人の失敗を許さず、どんどん可能性を狭める方向にばかり進もうとしています。
 この原稿を書いている4月末、クレアの子犬たちは生後1ヶ月となり、自由に歩きまわり、離乳食を顔中につけて、兄弟姉妹犬同士で四六時中取っ組み合いをして賑やかに暮らしています。観察していると、いつも強く噛みすぎてひんしゅくをかっている子や、みんなといつもワンテンポ遅れて行動する子など様々です。子犬の社会化にはこの時期がとても大切と考えられており、母犬に見守られながら同じ年の子犬たちと喧嘩し、揉みあいながら成長することが必要です。
 必要とされる学力の獲得。これらのために「学校」での学びがあります。そして学習効果を高めるためには、授業はもちろんのこと、行事や遊び、友だちとの関係の中で挑戦したり、失敗したりしながら成長して行くことが実は最も重要だということです。「失敗は成功のもと」、これは私たち自身の子ども時代の経験だけでなく、最新のAIテクノロジーの研究成果においても示唆されています。2018年度、私たち、親や教師は子どもたちの可能性を信じ、失敗を受け入れることに意識を向けていけるようにと願っています。

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校内グリーン化プロジェクト~花と緑のあふれる学校~
 身近な植物が私たちの心理に及ぼす影響については様々な研究が行われ、室内に植物を置いた方が高い作業効率を示し、特に女性で効果が高かったとの報告もあります。今年度より専門家の監修のもと、屋内緑化を導入いたしました。葉だけの観葉植物は、花がついている植物よりも視覚への刺激が少なく、集中力を高める効果があるとされています。授業中に落ち着きを与えるだけでなく、休み時間の廊下などにおいても穏やかな雰囲気を作り出してくれることを期待しています。
 また児童玄関の花壇も、植栽の再整備をいたしました。これからも環境委員会の児童が関わり、維持管理を進めていく予定です。
 入学式には、この花壇の前に現3年生が育てたプランターのチューリップが並び、1年生を迎えました。咲き終わったチューリップの球根は、育ててくれた3年生の手によって、セントラルコートのフラワーベッドへ植え替えられます。今年、昨年植えたものがいくつか花を咲かせてくれましたが、いつの日か、花いっぱいで1年生を迎えられることを夢見ています。
 観葉植物からよい効果をもらうと共に、子どもたち自身も様々な形で栽培活動に関わり、自然を身近に感じ、愛する心が育つことを願っています。(理科 大澤)

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グローバルの取り組み
 汝の幼き日に汝の造り主を覚えよ」(コヘレトの言葉12:1)という聖書の言葉はよく用いられますが、幼少期や学齢期に神様のことを知ることが大切なのと同様に、異文化への理解や国際交流の機会も、できるだけ子ども時代に意識的に経験できるようにすることで、子どもたち自身が新しいことを受け入れる気持ちや、苦手なことに挑戦していく姿勢といったものが身についていくと考えています。
 2017年度より学校のレギュラープログラムとして1年生から英語の授業を始めました。そして、一歩進んだ異文化体験や夏の国際交流のプログラムとして、1年生から6年生までが参加可能な新潟県津南町でのアメリカンスタイルのアウトドアキャンプ「English Adventure」を希望者へ提供しています。(現在参加受付中)また2018年度からは、さらに先へ進んだ海外での「国際交流プログラム」もスタートすることになりました。海外でのプログラム実施については数年間、グローバル教育について考える教員のチームが検討を重ね、ヨーロッパや北米、オセアニア地域の英語圏の中から、たいへん親日家が多く、安全で、児童にとってのフライトの負担なども比較的少ない、オーストラリアを選びました。そして、多数の受入れ候補校の中から、信頼できる同じAnglican(聖公会)のつながりのある『Emmanuel Anglican College』と提携させていただくことになりました。引き続き、一つひとつの取り組みにご理解とご協力をお願いします。(教頭 吉田)

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立教小交歓会
 春の日差しが暖かくふりそそぎ、藤の花が咲き誇るなかで、今年も立教小学校の1年生と交歓会をおこないました。男の子に会うまで、緊張していた様子の子どもたちも、手作りのカードを交換し、手をつなぐと、あっという間にお友だちになることができました。うれしそうな表情で、手をつないでお散歩をしている様子は、見ている人が自然と温かい気持ちになるような、微笑ましい光景でした。「プレーデーでまた会おうね。」と再会を約束し、井の頭公園へ向かう男の子たちを見送りました。(1年 尾亦)

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6年生 小中連携理科講座 ~豚の眼の解剖をして、眼のつくりを理解しよう!~
 毎年人気の小中連携講座が4月5日に行われ、43名の希望者が参加しました。眼球の構造とはたらきについて高校の清水享祐先生に教えていただいたあと、本物の眼球を解剖しながら、視神経・角膜・水晶体・網膜など学んだことを一つひとつ自分の目で確かめました。高校1年生のお姉さんが班に1人付いて、切り方や観察のポイントを丁寧に教えてくださったので、安心して取り組むことができました。(理科 亀山)

児童の感想より
・豚の眼のまわりについている筋肉を取るのが意外と楽しかったです。筋肉を切るときに「ちがうものを切ったらどうしよう」と思っていたけれど、少しずつ慣れて面白くなってきました。
・豚の眼と人間の眼はだいたい同じなんだよ、と高校生のお姉さんが教えてくれました。私は自分の眼がこんなふうにできているんだなぁとおどろきました。眼球を半分にするのはむずかしかったけれど、清水先生が「ナイス半眼球」と言ってくれたのでうれしかったです。
・解剖することによって、大切な命をもらって理解できることの大切さを学ぶことができました。
・いままで何も思わず、さりげなくする“見る”という動作が、とてもすごいことだと感じました

2018/4/27

第230号 2018年4月7日

新たな年度に    校長  佐野 新生

 2018年度がスタートしました。ご入学、ご進級、おめでとうございます。ソメイヨシノは盛りを過ぎましたが、これからの学院構内はユキヤナギ、サツキ、ツツジ、ドウダンツツジ、ハナミズキ、フジ……と、様々な花と木々の新緑に彩られ、一年で一番美しい時期を迎えます。4月に入り初夏のような陽気が続きましたが、良い体調と前向きな気持ちで楽しく学校生活が始められるよう、どうかご配慮をお願いいたします。

 今年度もキリスト教に基づく心の教育、一人ひとりを大切にする姿勢を土台として、各教科の指導、生活面の指導にもしっかりと取り組み、伝統の学校行事、Well Learning Projectに基づく様々な活動等々を通じ、豊かな人間力を養う充実した教育活動を展開して参ります。教職員がそれぞれの持ち味を十分に発揮し、子どもたちのよりよい成長のために精一杯取り組んで参る所存です。
 世論調査等で有名な、米国ギャラップ社の企業を対象とした従業員のエンゲージメント(自らが属する企業への愛着心や仕事への思い入れ)に関する調査(2017レポート)では、「熱意があふれる社員」の割合が米国が32%なのに対し、日本は6%と調査対象の139ヶ国中132位、加えて「意欲のない社員」が70%、「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」が24%存在するとの内容が報告されているそうですが、本校教職員には、そのような者が全くおりません。この春休み中も、新年度のスタートに向けて、子どもたちに出来るだけのことをしてあげようと相互によくコミュニケーションを取りながら、様々な準備を意欲的精力的に進めて参りました。能力の高い教員が良質の教育を展開することによって、単に学習内容の習得が効率よく実施されるだけではなく、子どもたちの意識が望ましいものに変わり、人生に大きな影響を与え得ることは広く知られている事柄です。これからもさらに良い方向を目指し一致協力して参りたいと考えております。
 2020年度から全面実施される新学習指導要領では、今年度は部分的導入の年度と位置づけられており、主体的で対話的な深い学び(アクティブラーニング)の重視が盛り込まれています。また、基礎的・基本的な知識及び技能の確実な習得と、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力等を育む必要も強調されております。これら諸点は本校が長年取り組んできた教育の姿勢と合致するものですが、心新たに教員一同心を合わせて取り組んで参りたいと考えております。また、ご家庭におきましても、確実な学力の定着が図られるための家庭学習、家庭における学習習慣の定着、主体的な学習態度の育成といった面に関して、それぞれのお子さんの主体的・意欲的な態度が養われるよう、ご協力をお願いいたします。

   教育の領域を経済学的手法で分析した研究成果が欧米ではさかんに報告されています。IQや学力テストで測定される能力のことは一般に「認知能力」と呼ばれる一方、「誠実である」「忍耐力がある」「社会性がある」「自制心がある」「すぐに立ち直る、うまく対処する」「創造性に富む、工夫する」「やり抜く力がある」といった学力テストで測られない人間の気質や性格的な特徴は「非認知能力」と呼ばれるそうです。最近の研究成果からは、非認知能力が高いことが、学校を出た後の人生においては圧倒的に大切であり、成功に導かれる大きな要因であるということです。(参照:中室牧子『「学力」の経済学』、2015)。これらいわゆる非認知能力の育成、ということにも意識を配りながら楽しい学校づくりを進めて参りたいと考えております。

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≪いっしょにあそぼう!プログラム報告≫
 東日本大震災から7年がたち、次第にその記憶が薄れてしまうほどに、何気ない日常が過ぎていきます。今回で7回目となる「いっしょにあそぼう!プログラム」。今年も福島から、セントポール幼稚園と若松聖愛幼稚園の年長さんとご家族19組が、立教女学院に遊びにきてくれました。プログラムの企画・運営には、今年も5年生の有志がスタッフとして関わりました。
 11歳の子どもたちにとって、震災の記憶は薄いようですが、震災後の福島の様子や、立教女学院小学校と幼稚園がつながったきっかけのお話をすると、それまでの楽しい様子から一変し、まっすぐな目でうなずき、真剣な様子そのものでした。このプログラムに対する意気込みが感じられました。
 1日目は「さんぽ」を歌い、作ったカードを渡して歓迎しました。その後、福島のみなさまをジブリ美術館へ見送りました。それまで緊張していた5年生でしたが、「早く明日にならないかなぁ。」と一緒に遊ぶのが待ち遠しくなったようでした。

 2日目は、いよいよ子どもたちが準備した礼拝と校内スタンプラリー。机を使った迷路や本の読み聞かせ、実験教室、合奏体験……。人を楽しませることが大好きな5年生は、「楽しい時間をプレゼントしたい!」という思いで、心を込めておもてなしをしました。
 しゃがみこんで、小さい子どもたちに目線をあわせ、優しく声をかけたり手をつないだりして寄り添う5年生。「もっと自分にできることはないか」と考えて行動する姿は頼もしく、誇らしく感じました。
 午後は、お楽しみタイム。ばんざいミックさんによるジャグリングや風船のパフォーマンスで、グラウンドは子どもたちの歓声や笑顔でいっぱいになりました。
 今年も、出会いを通して貴重な学びを得ている5年生たちを目にすることができました。今回の経験を活かし、「今、自分にできることはなにか」を考えながら、学校や下級生のために働くことができる6年生なってほしいと願っています。  (尾亦)
~5年生の感想~
・最初の準備のときは、卒園生ってどんなことが好きなのか、あまりわからなかったけれど、みんな楽しそうにしてくれて、とてもうれしくなりました。
・ふだん小さい子と遊ばないので、最初はどうすればいいのか分からなかったけれど、だんだん話せるようになって、手をつないで歩くことが出来てうれしかったです。
・わたしたちが「上手にできたね。」とほめると、ニコッと笑って「うん!」とうなずいてくれて、かわいかったです。

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≪クレアのあかちゃん誕生
3月28日、クレアが無事に5頭の赤ちゃんを出産しました。
予定日よりも1週間ほど遅れての分娩だったので、やきもきしましたが、ママのおなかの中でのんびりしていた分、どの子もみんな元気で立派な子犬たちです。
5月中旬の巣立ちの日まで、学校にも毎日登校する予定です。子どもたちが、小さな「いのち」にふれ、ぬくもりやおもさを実感することができるよう願っています。
子犬たちはすべてアイメイト(盲導犬)候補犬となります。
クレアを通して、視覚障碍をもった方やアイメイト普及のための活 動に興味関心を持っていただければ幸いです。(吉田)

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≪新任教職員 ごあいさつ≫
尾崎 菜々子(おさき ななこ)
 今年度より立教女学院小学校に赴任いたしました尾崎菜々子と申します。前年度までカトリックの小学校に勤めておりました。「いつか母校に戻ってきて、教員として恩返しがしたい。」という長年の夢を叶えることができ、期待に満ちた気持ちでおります。12年間学んだ立教女学院に戻ってこられたことを神様に感謝しております。2年生の担任として、子どもたちと共に笑い、共に学び、共に成長する1年間を過ごしたいと考えております。子どもたちが安心できる学級づくりを目指し、日々尽力してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

渡部 彰太(わたなべ しょうた)
 ALの授業と4年生の算数の授業を担当させていただきます。大学では小学校の算数教育について専門的に学んできました。これまで私が学習してきたことを活かして、子どもたちに貢献ですることができると思うと、とても光栄です。また、この歴史ある立教女学院小学校にて、保護者の皆さまとともに子どもたちの成長を見守る機会をいただき感謝しております。この出会いを大切にし、一回一回の授業を子どもたちにとって充実したものにできるよう精一杯尽力していこうと思います。どうぞよろしくお願い致します。

2018/4/6

第229号 2018年3月20日

「消費者」ではなく「協働者」として    教頭  吉田 太郎

 日頃の不摂生が祟ったのか、過日、1センチ超の硬い結石ができ七転八倒。日帰りで受けられる破砕手術も二度失敗し、結局は1週間お休みをいただだいての入院、手術となりました。術後のベッドの上で何もできずに天井を眺めながら、あたりまえの日常の有難さ、健康って本当に大事だなと実感しておりました。

 さて、今月初めには年度末のアンケートへご協力をいただきました。お忙しい中、多くの保護者の皆様には、大変丁寧に心を込めてお書きいただき感謝いたします。それぞれのご家庭で、この一年間のお子様の成長や学校生活を振り返られたことと思います。そしてお子様が学び、成長する場としての小学校をよりよくするためにと、貴重なご意見をお寄せいただきました。また、教職員の健康、多忙な学校業務にお気遣いいただく温かな応援メッセージなども多数頂戴し、感謝申し上げます。今年度のアンケートは校長・教頭だけではなく、全ての教職員で共有し、私たちもこの一年の働きを振り返り、反省すべきは反省し、次に活かしていきたいと考えております。

 敢えてこの場を借りて申し上げます。アンケートで頂いたご意見を拝見していますと、全体の中では、ほんの一部、わずかではありましたが、「おやっ?」「なんか変だな?」というお声が目に止まることがありました。愛する我が子のことを思うあまり、様々な思いが募ってのことと理解はできるものの、私の読後感としましては、まだまだ、こちらの思いが伝わりきれていないのかしらと、若干の虚しさを覚えるものもありました。これだけ沢山の保護者がいらっしゃるのですから、絶賛されるご意見ばかりじゃない、厳しいお声も当然ある。その通りなのですが、なんだか読んでいますと、「商品に関するお問い合わせは『お客様相談室』まで・・・・・・」という種のお声に聞こえてしまう、そんなご意見も見受けられたのです。
 なぜ「虚しい」と感じるのか、学校には「厳しい意見は言ってはいけないのか?」という声が聞こえてきそうですが、そうではありません。立教女学院小学校が目指す教育とは、ご家庭(保護者)と学校(教職員)が愛する子どもたちのために、がっちり握手しながら、共に働く、協働しながら歩んでいくということだからです。特に学齢期の子どもの学びや成長は、どちらかだけに任せては成り立ちません。保護者の皆さんと同じように、教師はお子さんたち一人ひとりの成長に資する働きをしようと日々、懸命に働いています。もちろん、集団をお預かりしている学校は、一対一のご家庭の力には及ばない、至らない点も多々あるでしょう。しかし、立教女学院小学校の教職員の中に、皆さんのお子さんを愛していない者はだれ一人いません。だからこそ、私たち大人は「消費者」ではなく、子どもたちのために共に働く「協働者」としての意識を持たなければなりません。学校とは一方的に心地の良いサービスを提供してもらう機関ではなく、子どもたち一人ひとりがその個性を尊重されながら、より良い成長ができる場として存在しています。そして、子どもたちの成長のためには親が子にするように、私たちも敢えて、厳しさや困難を児童に提示する必要があるのです。そして親と同様に教師もいつも完璧ではないのです。
 アンケートを振り返り、改めて我が子も含めまして、子どもたちの事を、もっともっと褒めて、一人ひとりの良いところを見つけて、伸ばしていくような働きを心がけようと気がつきました。ご協力ありがとうございました。
 最後に6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!小学校はこれから旅立つ、皆さんの母港です。

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サッカークラブ 女子5校友好試合
 2月24日(土)、女子5校友好試合が田園調布雙葉学園小学校で行われました。昨年に続き、「今年も優勝するぞ!」という意気込みで挑んだこの試合。3学期に入ってから雪などの影響でグラウンドでの練習が制限される中でしたが、少しずつ、コツコツ練習を積み重ねてきました。上級生を中心に話し合いをし、試合のフォーメーションも自分たちで考えて臨みました。
 試合当日。お天気にも恵まれ、ユニフォームを着た子どもたちが集合します。試合は全部で4試合。試合と試合の間には、お互いの反省点やアドバイスを出し合ったり、次の試合に向けて自主的に練習したりする姿がみられました。結果は1勝2敗1引き分けという悔しいものとなりましたが、一人ひとりが力を出し切り、お互いを高め合いながら、また一歩成長することができました。最後のふり返りでは、「チームで力を合わせてできたのが良かった」けれど、「もっと空いているスペースを使おう!」「守るときのポジションを考えないと!」「ミスキックをすると点を取られちゃう」などの課題も、自分たちで発見していました。
 「来年は優勝カップを取り返す!」という新しい目標もできたこの試合。今回の悔しい思いを胸に、これからも練習に励んでいきたいと思います。(小田・吉村)

田園調布雙葉学園、東京女学館、東洋英和女学院、日本女子大附属豊明、立教女学院の5校が出場しました!

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バドミントンクラブ 交流試合
 3月10日(土)に、啓明学園初等学校にて、バドミントンの交流試合が行われました。計7校の学校が集まり、試合を行いました。全ての試合は、ダブルスで行い、9個のブロックに分けて、総当たり戦を行った上で勝利の数が多かったペア10組が決勝トーナメントに進むことができます。ぎりぎりのところで進むことができなかったペアがとても多く、悔しいと口々に言っていました。私たちの学校からは、6年生の1組のペアが、決勝トーナメントに進むことができました。なんとか決勝まで残りたいという気持ちと、クラブ員や保護者の方々の応援のおかげで、決勝戦まで進むことができました。体育館の中は静まりかえり、張り詰めた緊張感の中で行われました。結果は残念ながら負けてしまいましたが、最後まで諦めずにプレイする姿はとても勇ましく、クラブ員全員が心を動かされたと思います。5月から練習してきた成果をどのクラブ員も存分に発揮できたように感じました。技術面も向上し、バドミントンというスポーツを心から楽しんでいる姿が見受けられました。また、自分のプレイと向き合うだけでなく、他者の試合の応援も全力で行っている姿を見て、成長したなと思いました。1年間の集大成を飾ることができた良い一日になりました。(吉川・五十嵐)

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3年生クラブ見学
 2月14日、3年生のクラブ見学が行われました。来年度からクラブ活動に参加できることになり、この見学を心躍らせて楽しみにしていました。見学前にあらかじめ調査をしていた子や、すでに希望のクラブを決めている子もいたようです。
 和気あいあいと友達と相談して活動するクラブ、黙々と自分の作りたいものに取り組むクラブ、発表会や試合に向けて力を高めていくクラブなど、クラブによって千差万別。実際に生き生きと活動する上級生の姿を見て、「うわあ……迷う!どのクラブも楽しそう。」「毎週ちがうクラブに入れたらいいのに。」という声も聞こえてきました。4月のクラブ紹介までの間、「迷う」ことも楽しみにしているようです。(吉川)

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大なわ大会
 3月12日(月)の外礼拝後に行われた大縄大会。集会委員会がルールを考え企画し、各クラス休み時間や学級会の時間を使って練習し、記録を伸ばしてきました。
「用意、ピー!」という笛の音と同時に、「1ハイ! 2ハイ! 3ハイ!」と元気なかけ声が聞こえてきました。1、2年生は、ひっかかっても続けてカウントすることができますが、3年生以上は連続とびをするルールになっています。大縄は、得意な人だけが頑張っても、記録は伸ばしていくことはできません。ひっかかってしまっても、「どんまい!」「大丈夫!がんばろう!」と前向きな言葉で支え、励まし合っていました。縄に入るタイミングがうまくつかめない友達には、背中を押してタイミングを教えてあげて、仲間と協力しあう様子が見られました。結果は、6年生が1位と2位で実力を発揮。そして3位はなんと2年生。結果発表では、驚きと喜びの歓声があがりました。子どもたちの白熱した元気な声と、協力しあう様子を見て、朝の寒さを忘れてしまうほど心が温かくなりました。(尾亦)

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クレア、二度目の出産!
 7月の初産から8ヵ月半というスピード出産になりますが、若さでなんとか乗り切って、元気なアイメイト候補犬となる赤ちゃんを無事に産んで欲しいと願っています。予定日は3月18日~24日までのいずれか。明日、産まれちゃうかも!? 春休み中の出産・子育ての様子は動物介在教育ブログにて随時公開予定です。
 アイメイト協会は日本で最も歴史のある盲導犬育成団体です。アイメイト協会では盲導犬のことを「アイメイト」、盲導犬の訓練士のことは「歩行指導員」と呼びます。これはあくまでも犬が主役ではなく、目の見えない人が犬の力を借りながら、安全に歩行できるようになることを第一目的とし、そのための訓練、指導を犬にも視覚障害者にも行うという意識が表現されています。クレアのようにブリーディングを主とする役割を「繁殖奉仕」。生まれた子犬を1歳まで育てるボランティアをパピーウォーカーではなく「飼育奉仕」と呼んでいるのもアイメイト協会のポリシーです。ご興味のある方はアイメイトについて、親子で調べてみてください。(吉田)

出産直前!お腹の大きなクレアです。

 

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