学校生活

小学校だより

2018/4/6

第229号 2018年3月20日

「消費者」ではなく「協働者」として    教頭  吉田 太郎

 日頃の不摂生が祟ったのか、過日、1センチ超の硬い結石ができ七転八倒。日帰りで受けられる破砕手術も二度失敗し、結局は1週間お休みをいただだいての入院、手術となりました。術後のベッドの上で何もできずに天井を眺めながら、あたりまえの日常の有難さ、健康って本当に大事だなと実感しておりました。

 さて、今月初めには年度末のアンケートへご協力をいただきました。お忙しい中、多くの保護者の皆様には、大変丁寧に心を込めてお書きいただき感謝いたします。それぞれのご家庭で、この一年間のお子様の成長や学校生活を振り返られたことと思います。そしてお子様が学び、成長する場としての小学校をよりよくするためにと、貴重なご意見をお寄せいただきました。また、教職員の健康、多忙な学校業務にお気遣いいただく温かな応援メッセージなども多数頂戴し、感謝申し上げます。今年度のアンケートは校長・教頭だけではなく、全ての教職員で共有し、私たちもこの一年の働きを振り返り、反省すべきは反省し、次に活かしていきたいと考えております。

 敢えてこの場を借りて申し上げます。アンケートで頂いたご意見を拝見していますと、全体の中では、ほんの一部、わずかではありましたが、「おやっ?」「なんか変だな?」というお声が目に止まることがありました。愛する我が子のことを思うあまり、様々な思いが募ってのことと理解はできるものの、私の読後感としましては、まだまだ、こちらの思いが伝わりきれていないのかしらと、若干の虚しさを覚えるものもありました。これだけ沢山の保護者がいらっしゃるのですから、絶賛されるご意見ばかりじゃない、厳しいお声も当然ある。その通りなのですが、なんだか読んでいますと、「商品に関するお問い合わせは『お客様相談室』まで・・・・・・」という種のお声に聞こえてしまう、そんなご意見も見受けられたのです。
 なぜ「虚しい」と感じるのか、学校には「厳しい意見は言ってはいけないのか?」という声が聞こえてきそうですが、そうではありません。立教女学院小学校が目指す教育とは、ご家庭(保護者)と学校(教職員)が愛する子どもたちのために、がっちり握手しながら、共に働く、協働しながら歩んでいくということだからです。特に学齢期の子どもの学びや成長は、どちらかだけに任せては成り立ちません。保護者の皆さんと同じように、教師はお子さんたち一人ひとりの成長に資する働きをしようと日々、懸命に働いています。もちろん、集団をお預かりしている学校は、一対一のご家庭の力には及ばない、至らない点も多々あるでしょう。しかし、立教女学院小学校の教職員の中に、皆さんのお子さんを愛していない者はだれ一人いません。だからこそ、私たち大人は「消費者」ではなく、子どもたちのために共に働く「協働者」としての意識を持たなければなりません。学校とは一方的に心地の良いサービスを提供してもらう機関ではなく、子どもたち一人ひとりがその個性を尊重されながら、より良い成長ができる場として存在しています。そして、子どもたちの成長のためには親が子にするように、私たちも敢えて、厳しさや困難を児童に提示する必要があるのです。そして親と同様に教師もいつも完璧ではないのです。
 アンケートを振り返り、改めて我が子も含めまして、子どもたちの事を、もっともっと褒めて、一人ひとりの良いところを見つけて、伸ばしていくような働きを心がけようと気がつきました。ご協力ありがとうございました。
 最後に6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!小学校はこれから旅立つ、皆さんの母港です。

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サッカークラブ 女子5校友好試合
 2月24日(土)、女子5校友好試合が田園調布雙葉学園小学校で行われました。昨年に続き、「今年も優勝するぞ!」という意気込みで挑んだこの試合。3学期に入ってから雪などの影響でグラウンドでの練習が制限される中でしたが、少しずつ、コツコツ練習を積み重ねてきました。上級生を中心に話し合いをし、試合のフォーメーションも自分たちで考えて臨みました。
 試合当日。お天気にも恵まれ、ユニフォームを着た子どもたちが集合します。試合は全部で4試合。試合と試合の間には、お互いの反省点やアドバイスを出し合ったり、次の試合に向けて自主的に練習したりする姿がみられました。結果は1勝2敗1引き分けという悔しいものとなりましたが、一人ひとりが力を出し切り、お互いを高め合いながら、また一歩成長することができました。最後のふり返りでは、「チームで力を合わせてできたのが良かった」けれど、「もっと空いているスペースを使おう!」「守るときのポジションを考えないと!」「ミスキックをすると点を取られちゃう」などの課題も、自分たちで発見していました。
 「来年は優勝カップを取り返す!」という新しい目標もできたこの試合。今回の悔しい思いを胸に、これからも練習に励んでいきたいと思います。(小田・吉村)

田園調布雙葉学園、東京女学館、東洋英和女学院、日本女子大附属豊明、立教女学院の5校が出場しました!

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バドミントンクラブ 交流試合
 3月10日(土)に、啓明学園初等学校にて、バドミントンの交流試合が行われました。計7校の学校が集まり、試合を行いました。全ての試合は、ダブルスで行い、9個のブロックに分けて、総当たり戦を行った上で勝利の数が多かったペア10組が決勝トーナメントに進むことができます。ぎりぎりのところで進むことができなかったペアがとても多く、悔しいと口々に言っていました。私たちの学校からは、6年生の1組のペアが、決勝トーナメントに進むことができました。なんとか決勝まで残りたいという気持ちと、クラブ員や保護者の方々の応援のおかげで、決勝戦まで進むことができました。体育館の中は静まりかえり、張り詰めた緊張感の中で行われました。結果は残念ながら負けてしまいましたが、最後まで諦めずにプレイする姿はとても勇ましく、クラブ員全員が心を動かされたと思います。5月から練習してきた成果をどのクラブ員も存分に発揮できたように感じました。技術面も向上し、バドミントンというスポーツを心から楽しんでいる姿が見受けられました。また、自分のプレイと向き合うだけでなく、他者の試合の応援も全力で行っている姿を見て、成長したなと思いました。1年間の集大成を飾ることができた良い一日になりました。(吉川・五十嵐)

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3年生クラブ見学
 2月14日、3年生のクラブ見学が行われました。来年度からクラブ活動に参加できることになり、この見学を心躍らせて楽しみにしていました。見学前にあらかじめ調査をしていた子や、すでに希望のクラブを決めている子もいたようです。
 和気あいあいと友達と相談して活動するクラブ、黙々と自分の作りたいものに取り組むクラブ、発表会や試合に向けて力を高めていくクラブなど、クラブによって千差万別。実際に生き生きと活動する上級生の姿を見て、「うわあ……迷う!どのクラブも楽しそう。」「毎週ちがうクラブに入れたらいいのに。」という声も聞こえてきました。4月のクラブ紹介までの間、「迷う」ことも楽しみにしているようです。(吉川)

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大なわ大会
 3月12日(月)の外礼拝後に行われた大縄大会。集会委員会がルールを考え企画し、各クラス休み時間や学級会の時間を使って練習し、記録を伸ばしてきました。
「用意、ピー!」という笛の音と同時に、「1ハイ! 2ハイ! 3ハイ!」と元気なかけ声が聞こえてきました。1、2年生は、ひっかかっても続けてカウントすることができますが、3年生以上は連続とびをするルールになっています。大縄は、得意な人だけが頑張っても、記録は伸ばしていくことはできません。ひっかかってしまっても、「どんまい!」「大丈夫!がんばろう!」と前向きな言葉で支え、励まし合っていました。縄に入るタイミングがうまくつかめない友達には、背中を押してタイミングを教えてあげて、仲間と協力しあう様子が見られました。結果は、6年生が1位と2位で実力を発揮。そして3位はなんと2年生。結果発表では、驚きと喜びの歓声があがりました。子どもたちの白熱した元気な声と、協力しあう様子を見て、朝の寒さを忘れてしまうほど心が温かくなりました。(尾亦)

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クレア、二度目の出産!
 7月の初産から8ヵ月半というスピード出産になりますが、若さでなんとか乗り切って、元気なアイメイト候補犬となる赤ちゃんを無事に産んで欲しいと願っています。予定日は3月18日~24日までのいずれか。明日、産まれちゃうかも!? 春休み中の出産・子育ての様子は動物介在教育ブログにて随時公開予定です。
 アイメイト協会は日本で最も歴史のある盲導犬育成団体です。アイメイト協会では盲導犬のことを「アイメイト」、盲導犬の訓練士のことは「歩行指導員」と呼びます。これはあくまでも犬が主役ではなく、目の見えない人が犬の力を借りながら、安全に歩行できるようになることを第一目的とし、そのための訓練、指導を犬にも視覚障害者にも行うという意識が表現されています。クレアのようにブリーディングを主とする役割を「繁殖奉仕」。生まれた子犬を1歳まで育てるボランティアをパピーウォーカーではなく「飼育奉仕」と呼んでいるのもアイメイト協会のポリシーです。ご興味のある方はアイメイトについて、親子で調べてみてください。(吉田)

出産直前!お腹の大きなクレアです。

 

2018/3/21

第228号 2018年3月1日

≪ドッジボール大会
 2月1日(木)の午後、4~6年生によるドッジボール大会を「総合体育館2014」のメインアリーナで実施しました。ドッジボール大会に向けての本格的な練習は、3学期に入ってから行います。各クラスが赤・白の2チームに分かれ、キャプテンを決定し、そのキャプテンを中心に自分たちの作戦を考えて練習・試合をしていきます。今年は、積雪の影響でグラウンドを使用できる日が少なかったのですが、体育の授業、休み時間、担任の授業等で実戦を積み大会に臨みました。
 今年から大会の進め方を変更しました。負けたら終わりのトーナメント方式から、12チームを4グループに分け、1グループ3チームによるリーグ戦を行いました。これにより最低でも1チーム2試合することができ、試合数が増えました。そして、そこのグループを勝ち抜いたチームによる決勝トーナメント。
 結果的に、6年生4チームが決勝トーナメントに進出しました。準決勝・決勝戦では6年生同士の戦いということもあり、見応えある一進一退の攻防が続く中で、見事に6年A組の白が優勝を収めました。
 どのチームも最後まで諦めずに精一杯戦い、一生懸命にクラスや仲間を応援する姿がとても印象的でした。4・5年生はこの経験を来年につなげて欲しいと思います。(体育科 草苅)
(成績発表)
優勝・・・6年A組 白  準優勝・・・6年B組 赤  第3位・・・6年A組 赤、6年B組 白 


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 ≪6年生社会科 租税教育~税のスペシャリストをお招きして~
 6年生の社会科では、国の税金の働きについて学習します。昨年度に引き続き、お二人の税理士の先生をゲストティーチャーとしてお迎えしました。
 「税金って何だろう?」「どうやって集めるの?」「何に使われているの?」「もし税金がなくなったら?」等々、子どもたちの素朴な疑問について、分かりやすく税の仕組みを教えてくださいました。チームに分かれて税金の配分を考える『国づくり』のワークショップや映像資料を通して、税について楽しく学ぶことができました。これまで遠い存在だった『税』を、日々の暮らしを支える大切なものとして、身近に感じられたようです。また、本校の卒業生でもいらっしゃる先生方からは、税の話だけではなく、ご自身の経験や経歴を交えながら、女性が働くことや生き方についてもお話をいただき、多くの刺激を受けました。自分の将来を思い描く、よいきっかけとなったことでしょう。(社会科 土谷)
(感想)
・決まっているお金の中から本当に必要なものだけを選び出すのが、とても大変だと思いました。
・健康な人と、たくさん病気にかかっている人では、医療費の額がちがって不公平ではないかと疑問に思いました。しかし、国民の支え合いのために税金がある、ということを聞いて納得しました。
・税のことや女性の生き方などに興味をもったので、調べてみたいと思いました。また、税理士の仕事内容にも興味をもちました。


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≪3年生社会科見学~江戸東京たてもの園~

 3年生は、小金井公園内にある江戸東京たてもの園へ、社会科見学に行ってきました。江戸東京たてもの園は、東京にあった文化的に価値の高い建物が展示してあり、昔の暮らしを体験することができる施設です。
 まずは、かやぶき屋根の農家に入り、石臼挽きと火鉢体験を行いました。石臼体験では、2合のお米を挽き粉にする体験を行いました。米を穴から注ぎ、ゴトゴトと9人で交代しながら石臼を回すと、さらさらとした白い粉が少しずつこぼれ落ちてきます。挽くたびに粗さが取れ、粒の細かさが見た目にもはっきりと分かりました。30分ほど挽いて、やっと団子数個分つくれる程度の少量の粉ができあがりました。最後に石臼が約30kgもあるということと、昔はこの仕事を子どもたちが担っていたことを聞き、驚きとともに昔の暮らしの大変さと現代の便利さを体感することができました。
 火鉢体験では、囲炉裏を囲んだ後、火鉢で暖を取りました。昔の道具の名前や炭の扱い方を学びながら、物を大切にして無駄なものを減らす昔の人の知恵や工夫も知ることができました。
 お弁当の後は、昔の建物や町並みを自由に見学しました。お天気にも恵まれ、たくさんの発見ができた社会科見学になりました。(吉川)

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≪さよなら・・・ウィル

 ウィルが天国へ旅立ちました。2月6日のことでした。
2011年、東日本大震災による福島第一原発の事故。復興支援活動の中で、「立教女学院小学校だからこそできる支援は何か。」と考え、福島県飯野町の動物シェルターからウィルを迎えたのが2011年の12。粉雪が舞う寒い日でした。
 人懐っこく愛嬌のあるウィルはたちまち子どもたちの人気者になっていきました。突然の四肢麻痺によって生死の淵を彷徨い、難しい手術を受け、懸命のリハビリによって、また歩けるように復活するなど、波乱万丈の一生を送りました。その後は、リハビリを続けながら登校、福島にも里帰りし、幼稚園の子どもたちとの触れ合いを続けるなど、初代のバディ亡き後、学校犬としても活躍してくれました。震災から6年、7年と月日が流れても、立教女学院小学校が自然に、当たり前のように、福島の子どもたちのことを忘れないでいられたのは、ウィルの存在が大きかったのだと感じています。 (吉田)
2018/3/1

第227号 2018年1月30日

欠けたる器として    教頭  吉田 太郎

 あれが得意だとか、こんな資格を持っているとか、賞状やトロフィーをいくつ貰った、なんて自慢話よりも、失敗して叱られてしまったことや、ズルをしたら見つかってしまった話、うまくいかなかった経験談の方が子どもたちの反応がすこぶる良好です。年齢を重ねればなおさら、そうかもしれませんが、病気や怪我の話も話題としては盛り上がります。海外旅行の話題でも、どんなに美しい南仏の海の美しさを語るよりも、財布を落としたり、騙されそうになった話の方が興味を惹くのではないでしょうか。とにかく失敗や、うまくいかなかったことを面白おかしく人に話したくなってしまうのです。
 また、聖書の物語を例にすれば、古代イスラエルの人間たちの醜態がこれでもか!と言わんばかりにさらけ出されていることに気づくでしょう。アダムとイヴは神からの約束を破って赤い木の実を食べてしまうし、その息子カインとアベルは最初の殺人事件の犯人と被害者です。創世記や列王記には裏切りや謀略、快楽や堕落といった人間の持つ負の部分が数多く記されています。また、イエス・キリストの生涯を記した福音書にも、イエスと対立するファリサイ派や律法学者の中に、また12人の弟子たちの中に、罪深い人間の姿が描写されているのです。何故か?こう考えると、合点がいきます。私たち人間は罪あるゆえに完璧で絶対的な神を求めるが、私たちは到底、完璧なものではないので、人間と神の歴史や関係性を記そうとすれば、私たちの弱さや足りなさに向き合わざるを得ないのだと。
 しかし、私たちは親になった途端に、我が子の失敗やできなさを許容することが困難になりがちです。ほんの少しでも彼女たちが傷つくことから回避させてやりたいと思いがちではないでしょうか。「失敗から学ぶこと」は大いにあると経験上、誰もが知っているにも関わらず、我が子だけは守ってやりたいと。それが行き過ぎると、子どもは「親を失望させたくない」ということが価値の中心になっていきます。先日の全校保護者会で学力についてお話をさせていただいたせいでしょうか、「うちの子は大丈夫なのだろうか?」「もっとやらせないと!」「もう手遅れ?」などという悩みや心配の声を聞くことが増えました。ご家庭の意識が高まり、子どもの学習環境や学習への意欲が向上することは大歓迎なのですが、一方で親の不安が苛立ちとなり、偏差値や学力、テストの点数、結果ばかりに気を取られ、子どもたちにとって大切なこと「正直さ」「信頼」「愛されていること」を見失ってしまうことを懸念します。何かができたから、良い結果を得ることができたから、素晴らしい。というだけではなく、努力の過程や取り組む姿勢を評価して欲しいと思います。そんなことを考えていると、茨城のり子の次の詩が思い浮かびました。 

「落ちこぼれ」  茨城のり子
 落ちこぼれ  和菓子の名につけたいようなやさしさ。
 落ちこぼれ  今は自嘲や出来損ないの謂い 落ちこぼれないための  ばかばかしくも切ない修行
 落ちこぼれこそ  魅力も風合いも薫るのに 落ちこぼれの実  いっぱい包容できるのが豊かな大地
 それならお前が落ちこぼれろ  はい 女としてはとっくに落ちこぼれ
 落ちこぼれずに、旨げになって  むざむざ食われてなるものか
 落ちこぼれ  結果ではなく 落ちこぼれ  華々しい意思であれ。 

 「落ちこぼれ」という誰もが忌避する言葉を、まるで和菓子のようにと、転換する豊かさ。完璧であることを目指したり、無傷であることに拘るよりも、どこか一片の欠けがある人間の方が自由で美しく、魅力的なんじゃないのかなと感じます。何故ならそれこそが、神がご自分に似せて創造した人間なのだから。

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≪4・5年生はじめての席書会
 
書き初めは皆様ご存知の通り、古来日本で行われてきたお正月の伝統行事です。江戸時代から庶民にも広がり、人々はおめでたい言葉やその年の目標などを書いて、字の上達や、その一年がうまくいくことを願ってきました。
 本校では、この伝統行事の体験を皆で共有し、文化を継承する心をより一層深めることを目的として、今年初めて4・5年生の席書会を行いました。体育館にブルーシートと新聞紙を広げ、静かで独特の緊張感漂う中、子どもたちは真剣な表情で清書に取り組みました。この日のためにたくさん練習を重ねてきた子どもたち。納得のいく作品を仕上げられた子もそうでなかった子も、この経験を通してそれぞれに成長し、次の世代に伝統を伝える種を自分の心に植えられたことと思います。
 この書き初め作品は、2月12日(月)まで校内展示されております。ぜひ足をお運びいただき、子どもたちの努力の結晶をご覧ください。習字 堀口美智子)
(日記より)
・今までで一番上手な作品になりました。「冬休みからけっこう上達したな。」と思いました。(4年)
・一画目、上手に書けました。二画目、失敗!でも先生が「最後まであきらめない。」と言っていた言葉が頭の中に入って最後までていねいに書きました。(4年)

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≪小さなコンサート
 
1月29日(月)の5校時目に、聖マリア礼拝堂で小さなコンサートを開きました。お招きしたのは、ドイツ在住のバイオリニスト、斎藤アンジュ玉藻さんです。バッハの演奏に定評があり、ザルツブルグをはじめ、ヨーロッパ各地でご活躍されている方です。今回は礼拝堂にふさわしいバッハの曲を2曲と、超絶技巧の情熱的な「カルメン幻想曲」、日本の「浜辺の歌」を演奏してくださいました。
 「文字を持たない時代から音楽はありました。音楽は古くから、人々の暮らしに必要なものだったのです。浜辺の歌を聞いて、涙を流す外国人がいます。音楽は言葉や文化を越えて、人と人とが通じ合えるものなのです。」~玉藻さんのおはなしより~  (音楽科 上川)

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6年社会科 総理大臣官邸・公邸特別見学
 6年生の中から希望者を募り、総理大臣官邸・公邸の特別見学に参加しました。国政にかかわる重要な場を直接目にし、感じ取ることのできる、またとない機会です。この特別見学は各学校からの希望が大変多いため、抽選や人数制限があるなど、参加までの道のりにちょっとした険しさがあります。
 2002年から使われ始めた官邸は、毎週の閣議の他、重要な政策会議などが行われる場です。広々としたエントランスホールは、首相がインタビューを受ける場所の一つとしてよくニュースで目にします。内閣発足の記念撮影も行う階段に並んで、「ここがあの場なんだ!」と感激していました。晩餐会や式典が行われるホールでは、日本らしさの中にある華やいだ雰囲気に身を委ねました。会議室で大臣席に座ってみたり、記者会見室では演台に一人で立ってみたりと、貴重な経験をすることもできました。隣に位置する総理大臣公邸では、歴史を重ねた建物の意匠や、重厚な雰囲気をじっくりと味わいました。係の方々の丁寧な説明や、細やかな心配りに支えられ、子どもたちの関心もますます深まり、意義深いひと時となりました。
 この経験を生かし、社会を見つめる子どもたちの視野がいっそう広がることを期待しています。(社会科 土谷)

 

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